失敗から立ち直るコツ
失敗で終わる失敗を、成功につながる失敗にすること。
この世界では、誰かの起こしたアクションがどこかに影響を与えるように、私たちが何かをすれば、必ず結果がついてきます。
その結果が自分の思い通りであれば嬉しくて自分に自身を持てるのでしょうし、
思わしくなければ悩んだり、自分を責めてしまうこともあるのでしょう。
でも、完全にされているものはありませんから、どのようなことにもミスや過ちはあるのです。
何をやってもうまくいく時はうまくいくものですし、何をやってもうまくいかない時はうまくいかないものですから。
大切なことは、結果ではなく、その結果にいたるまでの過程なのです。
自分の持てる精一杯の力を使って取り組んでいたか?
一生懸命に向き合って、それでもうまくいかなかったことでしたら、自分を責める必要はありません。
結果だけで良いとか悪いを判断することは、視野を狭くさせて、前に進むための一歩を踏み出させなくさせてしまいます。
結果だけを見て、自分を傷つけることはないのです。
成功につながる失敗と、失敗で終わる失敗というものがあります。
間違えることを恐れて何もしないでは、あなたは満足できないはず。
ただ、うまくいかなかったことの過程から原因を見つけて、そこから学んで、次回のチャレンジへポジティブに生かしていこうとする姿勢があるばいいのです。
それが、自分を成長させる可能性を見つけることにつながるはず。
私達が本当に必要なものを手に入れることのできる時は、すべてがうまくいく時ではなくて、うまくいかない時の場合もありますから。
「なにかをしたい者は手段を見つける。
なにもしたくないものは言い訳を見つける」
(アラビアのことわざ)
という言葉があります。
新しいことを始める時は、誰もがそれがうまくいくことを頭に思い描きます。
でも、実力と努力を最大限に使っても、思いがけない事態を経験することもあります。
そのような時、起きてしまったことに言い訳を探すことよりも、どうすれば今の状況を乗り越えていけるのかを思い描くこと。
それは、どう対応していくのかを試されている機会のような気もするのです。
だから、そこに言い訳は必要ないのです。
今の自分の言い訳を過去に求めず、未来の不安についても今の自分に言い訳することなく、今やるべきことに集中すること。
つねに今の自分が真実であって、答えを知っていますから、自分から目をそむけずに、体験するすべてのことから学びを得てください。
誰もが、自分の人生は穏やかであってほしいと願います。
苦しみや悩みは無いように願います。
でも今、目の前にあるつまづきは、あなたが幸せになるために通らなければならない道なのかもしれません。
理想の自分にたどり着くことのできる人は、調子の良い時だけがんばったのではなくて、調子の良くない時にもあきらめずにがんばっていたはずですから。
人生には、必ず浮き沈みがあります。
だから、どのようなことであっても、一度受け入れること。
私たちは、ひとり一人、それぞれ違った運命を持って生まれてきますから、同じようには生きることはできないものです。
短期的なつまずきで、あなたの志をあきらめないこと。
長期的な視点をもって、あなたの目指すことろに進んでください。
「人生とは、今日一日一日のことである。
確信を持って人生だと言える唯一のものである。
今日一日をできるだけ利用するのだ。
何かに興味を持とう。
自分を揺すって絶えず目覚めていよう。
趣味を育てよう。
熱中の嵐を体じゅうに吹き通らせよう。
今日を心ゆくまで味わって生きるのだ」
(デール・カーネギー)
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