スピリチュアルと宗教
自力と他力のバランスがあなたを幸せにすること
こんにちは。
岡野式神気ヒーリング創始者の岡野信一郎です。
ヒーリング・除霊のセッションを受けに来られる方から、いろいろなご質問をいただいています。
「スピリチュアルと宗教の違いってなんですか?」
先日、このご質問をいただいて、いろんな区別の仕方があるなかの一つをお伝えさせていただきました。
それは、どこに信心を持つかということ。
スピリチュアルは自分の中にある神性を信じること。
そして、宗教は自分の外にある神性を信じること。
それは、どちらがいいとか比べるものではありませんから、その時その時で自分にとってふさわしい方で感じていいものです。
どちらであっても、信心から導き出される学びを得ながら生きていれば、私たちは受け入れることも安らかに在ることもできるはずですから。
この世界には、いろんな宗教があります。
その宗教の「宗」という字には、「大切なこと」という意味があるのだそうです。
私たちがつらい時や苦しい時、暗闇の中で光を見つけるようにして導いてくれるもの、安らぎを与えてくれるもの、それが宗教であるのでしょう。
また、宗教という字を英語では「Religion」といいます。
これは「深く結びつける」という意味で、自分と神様の結びつきを確認させてくれるものということなのでしょう。
今の時代は困っていることについて、いろんな解決方法をすぐに見つけることのできる便利な時代です。
でも、本当にどうにもならないことがあった時や、自力では立て直すことのできない時、
私たちの心の拠り所となるものは、スピリチュアルや宗教のような他力であるのでしょう。
それは、あてにすることでもなく、依存でもなく、今自分が持ち合わせている以上の力を借りて、その上で、自分の意志で選択して行動していく姿勢のこと。
「生きているだけで楽しいってことを、
私は忘れたことはないわ」
(キャサリン・ヘプバーン)
という言葉があります。
私たちは生まれてくる時「HAPPY BIRTHDAY」で、最期は「HAPPY END」です。
それならば、その途中の道のりもHAPPY!で在りたいですよね。
そのHAPPY!の考え方は人それぞれですから、ありのまま、心のままに、自分の神性を信じていくこと。
仏教の開祖、お釈迦様の最後の教えと言われている「自灯明」という言葉があります。
これは「自らを拠り所として生きる」という意味の言葉です。
スピリチュアルや宗教やいろいろなものに支えられながらも、自分が幸せかどうかを決めるのはやはり自分なのです。
最後の答えはいつも、自分の中に問うていくもの。
それが、今日一日を最高の日にする考え方ですから。
「毎日毎日をきっぱりと終了せよ。
あなたは全力を尽くしたのだから」
(エマーソン)
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