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海を見つめる二人

この世界にある、自分に由るもの、他者に由るもの。

「自由」ということについて考える時、その字の表すとおり、「自らに由(よ)る」というとらえ方が私は好きです。

自由とは、自分が望んだとおりに生きられるという意味であれば、自分の望まない生き方を避けることもできますし、

何かを恐れることもしなくてよくなるはずですから。

すべては自分に委ねられているということを分かった上で、この世界をサバイブするために理解していたいこと。

それは、この世界には、自分の力でどうにかできるものと、自分の力ではどうにもできないものがあるということ。

「人間は生まれながらにして自由である。しかし、いたるところで鎖につながれている」
(ルソー)

という言葉があります。

自分でどうにかできるものとは、本質的に自由な自分の判断やとらえ方であって、欲求もそう。

自分でどうにもできないものとは、自分の思い通りにならないもののこと。

それは、他者からの評価などもそうです。

その区別が自分の心の中で理解できていれば、他者に左右されない物事を自分の思い通りにすることに気づいたり、

本当は自分のものであるものを自分のものだと分かるから、思い煩うことも、誰かを責めることもきっと少なくなるのでしょう。

つまり、自分の思い通りにできることが本当の「自分のもの」であって、それ以外のものは他者に委ねられているという考え方ができるからです。

そして、その考え方ができれば、今までは自分の心を他者に任せていたような生き方をしていたような、自分のことも低く評価していたような感覚になります。

でも、これからのあなたは、どんな事に出遭っても、それが今の自分には最善でふさわしい出来事だと意識できるから、動じずに進んで受け入れることができるはずです。

だから、本当の意味でのネガティブな出来事に出遭わなくなるのです。

ポジティブな人生とは、「自分にとっての嫌な出来事が起こらない状態」の人生のことですから。

大切なことは、状況を変えるだけではなく、自分の考え方も変えていくこと。

物事をあるがままに受け入れて、自分の心をその考え方に合わせていくこと。

私たちは、危ないものや損害をもたらすものを避けて、役に立つものや利益になるものを得ようとします。

でも、そのようにプログラムされていても、物事について「良いか悪いか」ではなく、自分で影響を当てることができるかどうかという視点で見るようになるということは、

ある意味、それは神様のようにちょっと上から自分を見る、俯瞰した見方でもあるのでしょう。

その見方で生きようとする時、何かをあきらめることや後回しにする場合もあるかもしれません。

でも、自分でやりたいと決めたことはやはりやるべきなのです。

あなたにとっての正しいことなら、批判も誰かの意見も恐れることはないのです。

いつも意識を向けるべきは、あなたが心の中で考えていること。

そして、その考えを行動によって表してください。

自分自身に忠実であってください。

「ゲームや電子機器のようなリセットボタンのない一回きりのプロブラム。
 それを我々は『人生』と呼ぶ」
 (松島秀行)

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