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朝日をあびる人

自分の中にある軸を思い出すこと

私たちは、芸能人の方やスポーツ選手を見て、その人が持っている独特の空気感に魅力を感じることがあります。

それは、自分の在り方を貫いて生きている「自分軸」のある姿勢に共感しているからです。

自分軸とは、周りの人にどう言われてもそれを自分の意見にすり替えずに、あくまで一つのアドバイスとして受け止めて、自分の考え方を基準にして生きていくこと。

そしてもし、自分の考え方に反対をされても、自分の在り方を軸にして選んでいくこと。

計算や損得ではなく、自分が信じていることはやってみる、信じることのできないものはやならいこと。

その決断の繰り返しが、さらに自分の軸を強く確かなものにさせてくれます。

そして、それが自分らしさになって、その生き方が周りの人にも影響を与えて、オーラを感じさせるような存在感を身につけさせてくれるのです

この在り方が、自分の中にある軸を思い出すための生き方なのです。

(自分軸を持つことについて、以前にもこちらの「自分軸を持つために」の中でもお話をさせていただきましたね)

夜空を見上げる人

「たとえあなたが何をしていようとも、
 それをしている自分を丸ごと愛してあげなさい」
 (タデウス・ゴラス)

という言葉があります。

自分軸を持てるようになると、人生の進み方が変わります。

自分の在り方を意識することで、今の自分の力もわかりますから、どこまで行動できるかという「行動範囲」が見えてきます。

それは、これだけしか出来ないというネガティブな見方でとらえるものではなくて、今の自分ができることとできないことを知るというポジティブな見方をして、

これをやる、これはやらないという基準を決めるということ。

それは今の自分に必要なものと、後回しにしてもいいものを区別することでもありますから、決断にも迷いが少なくなるのです。

そのことを理解できると、自分と同じようにどんな人も自分の行動範囲を持っていることがわかりますから、いい意味での「人は人、自分は自分」という考え方ができるようになるのです。

そうなれば、必要以上に周りを気にすることも、周りに自分の思いを強制することもなくなっていきます。

自分の在り方がしっかりしていれば、流されることも、自分を失うということも少なくなるはずです。

そして、周りの人を基準にすることもなくなって、本来の自分であり続けることもできるようになるのでしょう。

朝日を眺める人

本来の私たちの姿とは、自分はこういう人間で、こういうものを大切に考えているということを知っています。

その在り方を外の世界に向けて表現することで、あなたのスタンスが出来上がるのです。

それは、あなたの生き方にも軸を創ってくれますし、心にもゆとりを生んでくれるもの。

だから、同じような在り方や価値観を持つ人を見つけやすくなったり、どのような人の在り方も認めることもできるようになるのです。

自分にとっての理想の在り方を探していくうちに、生き方も変わって、自分自身から発するエネルギーや表現が周りに影響を与えていく。

自分軸を持つことは、自分だけでなく、環境も、周りの人も、人生も変えていくことなのでしょう。

「あなたのおこなう行動が、ほとんど無意味だとしても、
 それでもあなたはそれをやらなければなりません。
 それは世界を変えるためにではなく、
 あなたが世界によって変えられないようにするためにです」
 (マハトマ・ガンジー)

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