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夕日に乾杯をする人

自分を楽しんで、本当の自分になるための生き方

「自分のことを好きですか?」と尋ねられて、あなたは「はい!」と答えられますか?

どちらかと言えば好き、嫌い。
どちらでもない、という答えの方もいると思います。

でも、一つだけはっきりしていること。

それは、自分を好きになると人生は楽しくなる、ということ。

人生の目的を求めるように探求心をもつことや、何かを成したいと情熱をもって生きる時、私たちは人生に充実を感じますが、

それ以前に、まずその人生を歩む自分自身を好きになることで、今この瞬間も好きになるのです。

時には、不安だったり、不安的だったりすることもあるでしょう。

でも、今日一日でちょっとだけまた前に進めた自分を褒めてください。

好きになってください。

そして、恐れずに新しい自分を創っていくことを続けてください。

あなたの人生を生きて、楽しむことができるのはあなた以外に誰もできないことですから。

人間の感情の動きはとても活発ですから、いろんな出来事や人の言葉に反応して、無理に自分のことを好きになることができない時もあります。

そのような時は、自分自身に感謝をしてください。

現状はどうあっても、今まで生きてきてくれた今の自分の身体・感情・心に無条件で感謝をしてください。

静かに思い出せば、自分がどれだけ守られてきたか、助けられてきたか、ということについて、いろんな人や出来事への気持ちが湧いてきます。

それは、助けてもらった先輩や、励ましてくれた仲間や、いつも味方でいてくれた家族への感謝の気持ちです。

でも、なによりも、自分自身に対する感謝が一番大切です。

今まで、本当にいろんな事があっても、踏ん張ってきた自分。生きてきた自分。まだ、あきらめていない自分。

いろんな経験をさせてくれた、あなたの情熱や感情や移ろう心についてきてくれた身体にも、感謝をしてください。

それは、自分のことを自分で認めることでありますし、自分の過去をゆるすことでもあります。

他者からの評価によって自分を認めていた時は、いつも周りの目が気になっていたかもしれませんし、他人軸の生き方であったかもしれません。

でも、私たちは自分以外の誰にもなれません。

自分で自分を承認することで、本当の自分の姿に気づくこともできるのです。

自分の理想は、すでに自分が知っているのです。

それは「自分になること」

だから、あなたは無理をせずに、自分を楽しむことです。

「『できること』が増えるより、『楽しめること』が増えるのが、いい人生」
(武者小路実篤)

という言葉があります。

今、あなたの周りに楽しさを感じることを見つけるのが難しいのでしたら、あなたが昔、好きだったことを思い出して、やってみてください。

それが、心を自由にすることでもあり、自分の原点に戻ることでもありますから。

好きなことに夢中になる時間は、年齢も立場もすべて関係なくさせる貴重な瞬間です。

なにかに没頭すれば、周りの言葉や評価は見えなくなる。

本当の自分を思い出すための自信も思い出すこともできるはずです。

これからも、あなたの歴史は創られていきます。

自分になることを、あきらめずに、日々、楽しんでいきましょう。

「人は心が愉快であれば終日歩んでも嫌になることはないが、心に憂いがあればわずか一里でも嫌になる。
人生の行路もこれと同様で、人は常に明るく愉快な心をもって人生の行路を歩まねばならぬ」
(シェイクスピア)

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