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朝日を見つめる人

新しい価値観を得るためには、思考のクセを外すこと

先日、ヒーリング・除霊のセッションを受けに来られた福岡市のお方と、人間の思考と価値観についてお話しをさせていただきました。

私たちが、他者に対してジャッジの目を向けてしまうのは、他者を認めることができないから。

でも、すべてがそのままで良いというALL OKのとらえ方になれば、他者を批判や比較の視点で見ることはないのです。

その時、あなたの視点は他者ではなく、自分と一対一の世界になるからです。

見える世界には限界がありますが、見えない世界は無限です。

自分の心を理解することで得られる新しい価値観は、見える世界での成長につながるのです。

「発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。
 新しい目で見ることなのだ」(マルセル・プルースト)

という言葉があります。

私たちが、人生の法則のように思い込んでいることがあります。

それは、何かを得なければ、幸せにはなれないということ。

この思い込みがあるから、私たちは何かを手にすることに一生懸命になったり、手に入らないことに失望したりします。

でも、何かを得るための行動を起こす前に、まず捨てることが必要なのです。

それは、頭の中にある「思考のくせ」なのです。

失敗したらどうしよう。

誰もやっていないけど、どうしよう。

やりたいことが頭にあっても行動に移すことができないのは、あなたに行動力がないからではありません。

「思考のくせ」にとらわれているだけなのです。

だから、思考のくせから解放されれば、あなたは前に進み始めることができるはずです。

思考のくせとは、ひとり一人がそれまで生きてきたなかで身につけた価値観のことです。

それは、環境や人との出会いや、その時の時代の常識によってつくられるもの。

だから、多感だった10代の常識、お仕事を始めた20代の常識、結婚して家族を持った30代の常識など、

気がつかなくても、あなたのなかの常識というものは常に変化し続けているのです。

そして、これからさらに多くの、新しい環境と時代の価値観を経験していきます。

常に変化していく時代を生きていく私たちにとって、大切なことは、自分をどんどん新しくしていくこと。

もう必要ではなくなった自分の思い込みや常識を手放していくこと。

それが、思考のくせを外すことなのです。

今まで自分が持っていたものを捨てることは、勇気がいることなのかもしれません。

でも、手放すことによって、新しいものを手に入れることができるのです。

だから、恐れずに新しい自分の可能性を見てほしいと思うのです。

「逃げない、はればれと立ち向かう、それがぼくのモットーだ」(岡本太郎)
と言う言葉があります。

私たちは、成功と失敗を繰り返しながらいろんな経験をして、大人になっていきます。

そのなかで、周りから期待されることや、普遍的な自分でいたいと思う気持ちから、私はこう在るべきだという固定観念が生まれることがあります。

その固定観念について、良いとか悪いというジャッジは必要ありません。

でも、その観念を持つことによって、あなたの考え方や行動が狭い枠のなかに縛られるのなら、迷わずに手放していくことです。

私たちの行動の原点は、「楽しいか・楽しくないか」「好きか・嫌いか」のはずです。

いつの間にかそのことを忘れて、違った心が現れた時、本来の想いや目的を見失ってしまいます。

それがいつの日か、私たちの心の中で言い訳となってしまうのでしょう。

大切なことは、純粋で在ること。

本当の自分と向き合うこと。

失敗することも、下手なことも、みんなと違っていても、

あなたが心から楽しんでいればいいのです。

だから、時々、自分に尋ねてください。

「楽しんでいますか?」

あなたの人生について、強制されているものは、本当は一つもないのですから。

意識が変われば、何度でも新たに始められます。

昨日と何も変わらない今日、というものはありません。

この世界で人間が生きているということは、本当は毎日が新しいものや考え方との出会いによって、新しい変化の連続であるはずです。

あなたの意識を変える時、このことに気づいていれば、新しい変化の流れをつかむことができる。

あなたの目にしている世界もどれだけでも変化させることができるのです。

人生は何度でもやり直すことができますから。

「どんな自分になるのか。
 それを選ぶのは自分自身だ」
 (映画「スパイダーマン」より)

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