人生もあなた自身も新しくするために

私のヒーリング・除霊のセッションを受けに来られる方と、神様や宗教について、楽しくお話しをさせていただくことがあります。

世の中には、キリスト教や仏教など、いろいろな宗教や、教えというものがあります。

私たちが信仰心を持つということは、神様や仏様とつながって、信心をもって清められて幸せになるためなのでしょう。

それぞれの宗教や教えには、唯一の神様の存在があって、それぞれに素晴らしさがあるのですが、

いろんなものや場所に神様がいるという、日本の「八百万の神」のとらえ方も私は好きです。

これから、私たちが自分の心を追求していこうとするなら、宗教や教えから学びをいただくこともいいですし、自分の中に神様のような神性を見つけることが大切なことなのでしょう。

自分自身が神様の一部であることに気づけば、創造主である神様と同じように、あなたも自分の人生を創っていくことができる存在であると感じられるはずですから。

仏教では、千五百煩悩、百八煩悩という言葉で、人間には1500個の煩悩、あるいは108個の煩悩があると教えられています。

この煩悩こそ、自らが生み出す苦しみの原因とされていますが、それは自らの感情でもあるのです。

私たちの中には、日々の生活の中で、喜び、悲しみ、期待、驚きなど、たくさんの感情が現れます。

でもそれは、五官（目、耳、口、鼻、皮膚）を満足させる快感と同じように、もともとは一時的なもの。

その快感と同じく、その快感を楽しんでいる「私」も、一時的な存在であるということに気がつけば、すべてのことはこの世界で起きている一瞬の出来事であると理解できます。

感情もあなたの気づきによって、ものの見方を変えることによって新しくされるものなのです。

「自分自身を信じてみるだけでいい。
　きっと、生きる道が見えてくる」(ゲーテ)

という言葉があります。

スピリチュアルの学びの核心とは、自分を知ることです。

私は何ものなのか、私はどこから来たのか、私は何のためにここにいるのか、

つまり、自分自身を探求することです。

自分を深く見つめた時、自分のなかにエゴがあることに気がつきます。

エゴはあなたの表面にあって、あなた自身のように表れています。

だから、まずは本当の自分とエゴの自分は違うものだと理解することで、あなたの中に本質を見つけることができるはずです。

「夢中で日を過ごしておれば、いつかはわかる時が来る」
　(坂本龍馬)

という言葉があります。

私たちはこの世界にいる間、自分の身体を通して経験したことを学びとして吸収していきます。

それは、自ら行動して出来事をとおして変化を起こすこともそうですし、誰かの体験を聞いて、自分の知識とすることもそうです。

でも、その学びは肉体から始まるものではなく、いつも心で思うことから始まるのです。

それは例えば、お正月に今年一年の目標や抱負を立てることもそう。

理想の姿を思い描くことで、あなたの無意識のなかで、ゴールまでの導きが始まります。

その想いが強ければ強いほど、今日一日の密度が高まる。

今日やるべきことが見えてくる。

そのがあなたの人生を、あなたの生き方を、表情を、見える世界を変えていくのです。

人生の行き先を変える方法は、とてもシンプルです。

今年、あなたも自分に変革を起こしてみませんか？

「見慣れたものに別れを告げて、
　新しいものを迎え入れる。
　人生にはそんな時がやってくるのさ」
　(映画「華麗なる週末」より)