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ジュースを飲む青年

人生とは、今この瞬間を積み重ねることの実験であること

「人生」とは、人が生きていくこと、またはこの世で生きている間に経験することを指す言葉です。

その人生という言葉は、幸福や不幸、喜びや悲しみなど、私たちの情熱の熱量や魂の指し示す方向までもが表されるもの。

そのなかで、私たちが目指す目的地とは、幸福や不幸を超えたところにある、知覚よりも感覚の、考えるよりも感じることで感じる豊かさを求める世界なのです。

「My life is my message.」(マハトマ・ガンジー)
という言葉があります。

人生において、私たちが目にするもの、触れるもの、行うことのすべてが実験なのです。

お仕事もプライベートも含めて、私たちがやってきたことはすべて、その時の自分に可能な範囲、あるいはちょっとの背伸びをした範囲の実験を試みてきたこと。

そのなかには、間違いも失敗もあったはずです。

でも、その間違いと失敗のなかから、たくさんのことを学んできたはずです。

普通に生きているなかで、楽しいことにもつらい要素があって、つらいことにも楽しさがないわけではありません。

つまり、この世界では完全にいいことも悪いこともないのです。

人間がもし賢ければ、自分が窮地に立つ前に、自分の能力の限界を知っているはず。

そして、出遭う必要のない悲しみや苦しみを事前に避けることができるはず。

でも、それはとても難しいことです。

私たちが、自分の能力の限界を知る方法は、努力や学問によってではなく、苦しみに出遭ったときに、あなたの気づきによって、その苦悩に意味を見つけるという過程のなかで行われるからです。

自信を失ったとき、絶望を感じたとき、本当の自分を発見したり、自ずと自分の生き方のベクトルを変えることで、強さを手に入れるのでしょう。

人間とは、強い時に弱く、弱い時に強い、

私はそう思えてしかたがないのです。

「すべて存在するものはよいものである」(アウグスチヌス)
という言葉があります。

これは、真実なのかもしれません。

それを理解するためには、私たちはまだもっと深く人間を見ることができるようにならなければいけないのでしょう。

そのなかでも、自分と言う存在はよくわからないもの。

自分は自分を客観的に見ることができないから、自分を見誤りやすいのです。

そこで、必要なものは、他者からの助言。

ひとりではうまくいかないことを知り、助けや助言や叱責が必要であることを知り、自分だけの力でできることは限界があることを知る時、私たちは、人間や人生について理解することができるのです。

「その瞬間(ひととき)を愛しなさい。
 そうすれば、その一瞬のエネルギーがすべての境を超えて広がるから」
(コリ―タ・ケント アメリカの修道女)

という言葉があります。

人生は、一瞬一瞬、一時間一時間、一日一日と続いていきます。

そのなかで、時々ふと訪れる素敵なひと時を、そこだけいつもの時間から切り離して楽しむことが、私たちにとっての癒しであるのでしょう。

たまには、先のことも前のことからも解放されていいのです。

今、あなたに必要なのは、未来でも過去でもない、今この瞬間なのですから。

「吹いている風がまったく同じでも、ある船は東へ行き、ある船は西へ行く。
 進路を決めるのは風ではない、帆の向きである。
 人生の航海でその行く末を決めるのは、なぎでもなければ、嵐でもない。
 心の持ち方である」
(エラ・ウィーラー・ウィルコックス)

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