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太陽が反射する湖と人

先日、福岡市からヒーリング・除霊を受けに来られた方とお話しさせていただくなかで、「あなたが見ている世界」と「私が見ている世界」の違いについて、お話をさせていただきました。

スピリチュアル・引き寄せ・量子力学・脳科学など、さまざまな分野から、この世界をひもとくアプローチがされていますが、そのどれもに共通する法則。

それは、現実を決めるのはあなたの意識ということ。

私たちが同時に目にする出来事や光景も、人の数と同じだけの視点と事実とがあるのです。

私たちは、誰もがみな自分の世界を生きています。

私は、私の世界を生きていますし、あなたは、あなたの世界を生きています。

真実の世界は形をもたないものですが、現実に現れる、目にするその光景から悟ることができるのです。

自分の感じたいままに感じ、感じたことが真実となり、感じた通りに判断し、感じた通りに行動する。

客観的事実に意味を求めず、自分の主観を真実にして生きる時、気をつけることは、思い込みや勝手な判断で人を批判したりしないこと。

自分がどう感じたかが、「私の世界」だからです。

この社会とは人間関係であり、人生とは人と人のつながりだととらえれば、自分を閉ざすことは、この世界を歓迎していないことだと思うのです。

私は理解されない。私のことを誰もわかってくれないと思い込んでしまうと、自分を閉ざしてしまうものです。

自分を閉ざす人とは、自分と他者の間に、自ら壁をつくる人のこと。

自分で壁を作っていれば、他者を寄せつけなくなるのです。

「閉ざす」とは英語では「separate」で、「分ける、隔てる、分離させる」と言う意味です。

つまり、自分を分ける、自分を隔てる、自ら他者と自分を分離させるということ。

でも、そうならないためにあなたの心の中で理解しておくべきことは、あなたのことを100%理解できる人はいないということ。

私はあなたではないから、あなたのことを全部は分からない。

あなたも私ではないから、私のことを全部は分からない。

私もあなたも、自分が経験したこと以外は知らない。

知らないから、あなたと全く同じには理解できない。

でも、それだけなのです。

それでいいのです。

事実はシンプルに受け止めていい。

自分が理解されることを期待しなくてもいい。

誰も、あなたを本当の意味で理解することはできないということ。

もし、そのようにあなたのすべてを理解できる人がいるのなら、その人があなたになってしまうから。

本当にあなたを理解できるのは神以外にはいない。

だから、あなたはあなたで在るのです。

自分のことを、自分で十分に理解しているということは、自分の仕事も性格も身体も、自分のすべてを愛しているということ。

自分の価値を自分で低くしないということ。

あなたは、自己肯定から生まれる自信を全身にみなぎらせて、周りに光を与えていくのです。

その態度が、周りの人を楽しくさせて、誰も気を使う必もなくなり、その場の空気が軽くなるのです。

誰もが、他者の祝福となるために「自分の世界」に存在している。

忘れてはならない。

あなたは神の傑作なのです。

「わたしがあなたを忘れることは決してない。
 わたしはあなたを
 わたしの手のひらに刻みつける」
 (旧約聖書 イザヤ書 49章14~16節)

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