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朝日の昇る海と人

10数年前、とあるバンドのリーダーの方とお知り合いになれて、音楽の話から人生観・思想的なことまで、とても興味深いお話をいただいたことがありました。

バンドの演奏というのは、耳にカマ(メトロノーム)をつけて、カチッと演奏すると、聞いていて面白くないそうです。

そして、コンマ何秒の出だしの音の演奏のズレを「グルーヴ」と言うのだとおっしゃっていました。

人の特徴や評価とは、周りの人たちとの関係のなかで発生する「ズレ」から見つかるものです。

「自分らしさ」というものも、自然と見つかるのではなく、自分と異なるものに触れることで、気づくものです。

心理学などで「他人は自分を映す鏡」という言葉があります。

その鏡をのぞいて、そこに自分自身の信じていることがそっくり映っているのがわかるまでは、まずは日々出会うすべての人たちを鏡として、自分が自分をどう見ているのかを知ること。

ひょっとしたら、あなたに一番つらくあたっているのは、あなた自身なのかもしれません。

だから、
自分のやりたいことをやる。
自分の気持ちにうそをつかない。

大切なことは、人が人であるように生きることなのです。

夜の街を眺める人

この世界の価値とは、あくまでも自分自身の外側にある価値のことです。

だから、
「正しい・おかしい」
「意味がある・ない」
「価値がある・ない」

という、昨日までの自分が持っていた意識を外していけば、これまでと違った景色が見えてくるはずです。

「悪」が「善」になったり、「嫌い」が「好き」になることがあるかもしれません。

時流に合った生き方というものがあり、周囲の方法と順応しない姿を求めても、多数派から批判されることがあります。

厳しい現実が目の前に立ちはだかるとしてもなお、その先に光があることを信じて、ひたすらに進んで行くのは負荷のかかることだろうと思います。

だからこそ、理想を追う人の存在は貴重で、いつの時代も周りの人を感動させる生き方となるのです。

太陽に向かって両手を上げる人

現状の自分の限界を超えて、新しい可能性へと向かうことを、「智慧の目覚め」と呼びます。

現状から抜け出すためには、未来の情景を想い描くこと。

未来の情景を想い描くためには、今ある概念に縛られないこと。

新しいとらえ方で、新しいやり方をすれば、目の前の世界は新しいものに見えていきます。

頭で思い受かべることができないことを、人間は行うことはできません。

だから、頭で思うことができれば、どんなことも行うことができる。

私の心の限界が、私の目にする世界の限界だからです。

ただただ、ひたむきに生きるということ。

完璧なものはありません。

失うものもありません。

だから、恐れるものはありません。

どれだけであなたが満足するか、なのです。

「あなたは、意味と目的をもって創られた神の作品なのだ。
 あなたは、存在しているだけで価値がある。
 あなたのために、素敵な人生のプランが用意されていて、
 それを実現するために必要な才能や能力は、すでにあなたのなかに備わっています。
 だから、人をうらやむことも、ねだる必要もないのです。」
(新約聖書)

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