行動が答えとなる生き方

「今」を一生懸命に生きる時、私たちは自分の人生の主人公になると言われています。

あなたの人生はあなたが主人公であって、他の誰でもありません。

自分の人生は、自分で企画して、自分で出演していくからこそ、充実するものなのです。

もし、自分の人生を誰かに預ければ、責任というプレッシャーはなくなって気持ちは楽になるのかもしれません。

でも、そこに生まれる依存心は、いつも誰かが自分を助けてくれることを期待することや、自然と運が良くなったりすることを待つ、受動的な生き方につながるような気がするのです。

それは悪いことではありません。

でも、時間の制限がある肉体を持つ私たちにとって、自分の周りの変化によって自分が変わることを待つことは確かではないことで、いつ起こるかも予想できないもの。

だから、自分で自分を助けるという発想でいいのです。

それは、今やるべきことを見つけて取り組んでいくことから始まります。

それを行うことに意味があるのかとか、無駄になるかもしれないかは、今はまだ判断できませんし、意味づけは自分で行うものであって、あなたが行うことはいつか全てがつながって新しい景色をあなたに見せてくれるのです。

だから、その時はいやいややってみるのではなくて、とりあえずやってみるという姿勢でいいのです。

それぐらいの軽い気持ちで始める時は、何が起こっても自尊心が傷つきにくい状態ですから、挫折も感じにくいのです。

今の時代は、無難な道が見つけにくい時代ですから、行動をすることが生きる手段のような価値観を持っています。

インターネットで検索をすれば、すぐに答えも見つかりますが、その答えは頭の中だけで納得するだけではなくて、実際に行動するまでが答えなのです。

夢みたいなことであっても、普通ではないことであっても、それが自分の今やるべきことならやるべきなのです。

そして、いろんなことについて、あなたの頭の中で意味づけをすればいいのです。

例えば、ラッキーだなあと思って生きていると、ラッキーなことがたくさん目につきます。

間違いばかりだと思って生きていると、そう思えることがよく起こっているように感じるもの。

でも、実際に起こっている出来事は何も変わっていないのにです。

この世界は一つですが、人の数だけの世界も存在するのでしょう。

あなたの人生も、あなたの世界も、あなたが創れるのですから。

「いつまでも心に刻んでくれ。
　君は自分が思うより勇敢で、見た目より強く、
自分が考える以上に賢いということを」
　（アラン・アレクサンダー・ミルン）