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草原にいる人

みんな、誰かの心を明るくすることができる力を持っている

先日、福岡県筑紫野市からセッションに来てくださった方とゆっくりお話しをさせていただきました。

人混みが苦手だったり、大勢の人が集まる場に行った後になにか疲れてしまって、数日間寝込むようなことがあることについて、ご相談をいただくことがよくあります。

それは、私たちのまわりに目には見えないエネルギーが常に行き交っていて、私たち自身も自分の波動を放ちながら生きているからなんです。

心が温かい人のそばにいるとなんだかホッとできたり、逆にイライラしている人の近くにいると自分までざわついてきたり。

そのような経験があると思います。

それは、ただの気のせいではなくて、「エネルギーの循環」と呼ばれる現象が起きているからなんです。

エネルギーというのは、共鳴するものと引き合う性質があります。

怒りや不安を感じている時には、同じような感情を持った人の波動と響き合いやすくなりますし、

愛と感謝で心がいっぱいになっている時にも、同じような想いを持つ人や、そのような出来事に出会うことがありますから。

心が乱れている時には、外からの影響も受けやすくなってしまうんです。

心が弱っている時や自分の軸がブレている時に、他人のエネルギーを無意識に“もらってしまう”ことがあるんです。

でも、それはあなたのせいではないんです。

繊細で、感受性が高くて、目の前の人の気持ちに寄り添う力があるあなただから、いろんなエネルギーに敏感になれるんです。

だからそれは欠点ではなくて、あなたの個性であって強みなんです。

あなたのその敏感さを“生きづらさ”にしてしまうのではなくて、「誰かの心を明るくすることができる力」として活かしていくことをこれからしていきませんか。

(自分の個性を活かすことについて、以前にもこちらの「HSPという個性」のなかでお話しをさせていただきましたね)
海から昇る太陽を見つめる人

「他人の影響を受けすぎてしまう」
「人と接するだけで疲れてしまう」

そう感じる時には、もしかすると、自分の内側にある“恐れ”や“不安”が、誰かのエネルギーと共鳴してしまっているのかもしれません。

そのような時には、その恐れや不安を責めるのではなくて、「今の自分の状態を知らせてくれているサイン」として、やさしく自分のうちにあるものに気づいてほしいんです。

「ネガティブな感情を感じてはいけない」と思う必要はありません。

誰かの不安も恐れも、人からの影響も、全部あなたの中にある“感受性”がキャッチしたものです。

それは、あなたがもっと自分らしく、自由にもっと安心して生きるために、必要な気づきを与えてくれているものだと私は思うんです。

私たちが人生のなかで体験するものは、ポジティブもネガティブも、すべてが自分の成長のための「糧」になるもの。

いろんなエネルギーを感じやすいあなたは、それを通して「自分にとって心地いい場所」や「本当に大切な人」を見つける力を持っているはず。

だからこそ、いま感じていることを否定せずに、あなたのすべてをそのまま外に向かって表していきましょう。

あなたのなかにあるすべてが、あなたの光になるように。

「傷ついた心に必要なのは、
 “弱さを隠す力”ではなく、
 “自分を守る力”である」
(マヤ・アンジェロウ)

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