ワンネスの意識
スピリチュアルヒーラーの私が思う、つながり
一昨日からの寒波の影響で、私の住んでいる福岡県久留米市にもたくさんの雪が降りました。
その積雪によって、交通の流れが悪くなったり、体調をくずしたりして、いろんなところで「自分の思ったとおりにいかないこと」が表れてきたかもしれません。
でも逆に、そのおかげで季節を感じることのできる景色にもいっぱい出会うことができました。
この世界は、一つの物事を二つの見方で解釈することのできる「二極の世界」ですから、
どのようなことにも「良いところ」と「悪いところ」を見つけることができます。
私たちの思考は、安全であることと今の状態を維持することを最優先にさせますから、
私たちが用心をするために、恐れることや何もしないことを提案してきます。
ですから、ある意味、私たちはネガティブな方に物事をとらえがちなんです。
もしかしたら、時々、私たちの頭にうかんでくるねたみや恨みや、いろんな悪意というものは、
自分を守るための、自分を正当化するためのものなのかもしれません。
でも、その感情だけを頼りにしてすべてのものを見るのなら、この世界の素晴らしさを見落としていることになると思うんです。
そう思い始めた時、あなたの思考と心が「別のもの」であることに気づくはずです。
普段、私たちは思考を使って生きていますから、思考している自分を「自分」だと思っています。
でも、この世界でいろんなことを経験していくうちに、そのことに疑いを持つようになります。
どんな時の自分が、本当の自分なのかって。
そうして、本当の自分を知ろうとし始めた時から、この世界の見え方も変わるんです。
「悪いところ」ばかり見えていたのが、「良いところ」を見つけるようになることも、
私たちの身体も、自然も、今まですべてが途切れずにつながってきていて、
同じように私の心も、今まで出会ってきた方とのつながりの中で創り上げられてきたものだということに気づくようになることも、
いろんな人が、自分と同じ存在であって、一人ひとりが自分の命を生きているということもわかるようになるんです。
(いろんな人とのつながりを意識することについて、以前にもこちらの「すべては繋がっている」の中でお話しをさせていただきましたね)
「人はひとりでは生きられない」という言葉がありますが、そのとおりだと思います。
それは、支え合うということもそうですが、生きていること自体がこの世界のすべてのものとつながっていることですから。
そう考えてみれば、あなたが今まで出会ってきた人や、今、目の前にいる人や、これから出会う人にもっと親近感を感じるはずです。
だから、恥ずかしいとか遠慮とかはいらないとわかって、どんなことも抵抗なくできるようになれるはずです。
あなたが誰かのためにできることがあります。
そして、誰かのためにしていることは、自分のためにしているのと同じこと。
そう思うと、気持ちがワクワクしてきませんか?
それが、私たちみんなが知っている「ワンネス」の形だからです。
「ぼくがここにいるとき
ほかのどんなものも
ぼくにかさなって
ここにいることはできない
ああ このちきゅうのうえでは
こんなにだいじに
まもられているのだ
どんなものがどんなところに
いるときも
その「いること」こそが
なににもまして
すばらしいこと として」
(まど・みちお)
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