失敗のとらえ方
失敗が終わりではないということ
私たちは、自分のしていることが失敗することを避けたいと思うものです。
夢の実現を難しくさせているのは、失敗を恐れる心だということも分かっているのですが、
なかなかその恐れを取り除いてチャレンジをすることができなかったりします。
でも、もし失敗を前向きにとらえることができれば、うまくいかなかったことについても、これから自分が成長するために必要な学びだったと見ることもできるはず。
失敗したことで、さらに知識を増やして自分を高めることにつなげられるはず。
これからの人生を変えることもできるはずなのです。
(失敗がこれからの自分を高める糧になることについて、以前にもこちらの「いっぱい失敗していい」の中でもお話をさせていただきましたね)

「失敗したのではなく、うまくいかない方法を1万通り見つけることに成功した」
(トーマス・エジソン)
という言葉があります。
失敗を前向きにとらえてあきらめなければ、最終的に思ったとおりになるということなのでしょう。
思えば、私たちは最初から失敗を悪いことだと思っていたわけではなくて、大人になる成長の過程で身につけてきたのかもしれません。
だから、失敗をきっかけに目標をあきらめることをしたりするのでしょう。
でも、失敗が「終わり」ではないのです。
うまくいかないとわかったら、元のゼロ地点にもどるのではなくて、すぐに次の行動をすればいいのです。
自分の身体を使ってやってみて、自分で納得すること。
それが私たちの成長を加速させる学びの方法なのです。

「決して諦めないヤツを打ち負かすことだけはできない」
(ベーブ・ルース)
という言葉があります。
今、あなたが目指すものは、これから選択を重ねていく先に見つけることができます。
あなたの選択は、今までの経験から判断されていきますから。
つまり、あなたの経験はうまくいったこととうまくいかなかったことの両方で出来上がっているということ。
経験の数があなたの人生の選択肢を増やしていくのです。
人生で何かをしようとする時、必ずといっていいぐらい何らかの障害に出会うことがあります。
先行きが見えなくなって不安になったり、自分が信じられなくなることもあります。
でも、それはあなたが本当にその目標を達成しようとしているかどうかを試されている時だから、あなたの願う姿はもうすぐそこだということなのです。
だから、つねに「あともう少し」を意識すること。
あきらめそうになる気持ちをまた目標の方へ向かわせることができるのは、心の力によるものです。
私たちは心が目指す方向を目指して進みたいと思うものだから。
いつも心が指す方へ向けて進んで、その行動にともなった結果を得ることを喜びと感じるのです。
だから、自分の心に正直であること。
その心になれた時、あなたには失敗と思えるものはなくなるはずです。
「疑わずに最初の一段を登りなさい。
すべての階段は見えなくてもいい。
とにかく最初の一段へ踏み出すのです」
(キング牧師)
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