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他者にも自分にも、祝福と感謝を与えること

この世界は、一つのものごとに二つの価値観を見つけることのできる世界です。

あなたが正しいと思うことについて、それは誤っているという意見をもつ人もいるでしょうし、

美しいと感じるものについても、同じようには思わない人もいるようにです。

そのような世界では、自分と周りの人を比べてしまうこともありますから、そこに嫉妬や羨望という意識が生まれることがあるのです。

誰かと自分を比べて、自分を高めようとするのは成長の過程でもありますから、そこで時々、誰かに嫉妬したり羨望の目で見てしまうことは自然な心の動きでもありますが、

誰かと比べて自分の存在を低くしてしまっていることにも気づいてください。

でも、その中で一つ、ポジティブにとらえることのできる要素があります。

それは、自分が何をほしがっているのか、何をしたいと思っているのかがはっきりするということ。

それを見ることができたなら、自分を低くとらえるのではなく、どうすればあの人みたいにすることができるのかというポジティブな考え方に変えていきましょう。

静かに読書をする人

「小さいことを重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道」
 (イチロー)

という言葉があります。

自分よりも仕事ができる人もいれば、出来ない人もいます。

自分よりお金を持っている人もいれば、持っていない人もいます。

容姿や持っているもの、自分のすべてについて、誰かと比べることができます。

でも、あなたの上にも下にも限りなく比べることができるのです。

誰を基準に比べるかで自分の勝ちが決まるのではありません。

まずは自分を自分で高めることです。

つまり、今、あなたが競争するべき相手は、昨日までの自分自身なのです。

自分の劣っているところをどうかしようと集中するよりも、今持っている強みに意識を向けて、それをもっと伸ばしていくこと。

周りの人の存在は、あなたの成長や成功について決定権をもっていないのですから、自分で自分のために全力を尽くしていきましょう。

だから、周りの人を見る時はうらやむのではなくて、その人を目標にするためだけです。

どのような成功者の人にも、人生がうまくいっているように見える人にも、一生懸命に働いてきた経験があって、たくさんの失敗を繰り返しながら今にたどり着いているのです。

ですから、そのような人たちから私たちがいちばん学ぶべきことは、今の結果ではなく、今までの努力してきた姿勢なのです。

嫉妬と羨望を手放す方法の一つとして、うらやんでしまいそうな人に対してそのまま嫉妬や羨望の感情を向けるのではなくて、逆にその人の成功と幸せを祝福するというやり方があります。

この世界では、あなたの心の状態が現実を引き寄せます。

ですから、感情もそのままに現象として表されるのです。

プロゴルファーのタイガー・ウッズさんがパットを外すイメージを崩さないために、周りの人のパットについても自分と同じように入るようと強く祈るように、

私たちも同僚の昇進や友達に新しい恋人ができたりしたら、自分のことのように心から幸せな気持ちになっていいのです。

同僚や友達がうまくいってるからといって、自分がうまくいかないわけではないのです。

この世界は、競争することでうまくいくのではないのです。

幸せも、早いもの勝ちではないのです。

周りの人に祝福を、自分自身にも祝福を。

それが、自分を誰とも比べない方法。

自分を幸せにする方法なのです。

「私にとって最高の勝利は、自分と他人の欠点を受け入れられるようになったこと」
 (オードリー・ヘップバーン)

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