直感を信じる
あなたの感じたいように感じる世界
私たちは選択を迫られる時、現実的に状況を把握して自分の能力を考慮して答えを出すことが多いのですが、
その時の答えはいつも、今の自分に可能な範囲での答えが出されているはずです。
たまには、インスピレーション(直感)が与えてくれる、これからの人生の手がかりに従うことも大切です。
インスピレーションは、今の自分では達成できないと思えるようなことも現実にする力を持っているからです。
「求めなさい。そうすれば、与えられるであろう」
(新約聖書 マタイによる福音書7章7節)
という言葉の通り、ただきっかけが起こるのを待つのではなく、私たちの方からまず最初の一歩を踏み出すこと。
何も制限のない状態であれば、頭に浮かんでくるビジョンにも制限はありません。
自分の心が周りに投影されて、それを現実として生きているのがこの世界であるのなら、
今、あなたが現実と考えているのはあなたの心そのものであるということ。
ふとした時に、今のあなたをさらに豊かにするためのビジョンが見えることがあります。
でも、私たちは現実世界で持っている物を失うことを恐れて、それを行動に移すことをためらうのです。
逆に、自分の思考が自分から手に入るはずのものを奪っていくこともありますが、
本当は失うものは何もないとわかれば、初めから自分のものであったすべてのものを手に入れることもできるのです。
だから、あなたは自分の言葉と行動を持ってそれを現実にしようとするべきなのです。
それが、今のあなたを満たすことのできることだからです。
足りないことが豊かさに変わって、異なっていることが正しかったことになる。
実際には自由だったのに、束縛を感じていたことにも気づきます。
視点を変えることで、いろんなことを見つけられます。
そして、直感を信じて行動するなかで、最初に目指していたものとは異なる魅力的なものに出会うことがあります。
直感とは、ただ道を示してくれるものだから、その途中でいろんなことに出会うものです。
「計画なんて、しょせん
起こらない出来事を
並べたリストにすぎないと思うね」
(映画「誘拐犯」より)
という言葉があります。
すべてがうまくいかないように思えることもあります。
でも、あなたの気づかないところで、実際にはすべてがうまくいく方へ向かっています。
良い事もあって悪い事もある。
光があって闇がある。
どちらかだけでは成り立たない世界。
両端がそろって、深く感じられる世界です。
だから、あなたが感じるように感じていい。
期待したいことを期待していいのです。
その時に、あなたの目指すところに近づいていきますから。
「結局うまくいくことは
ほとんどないんだろうけど、
そんなことはどうでもいい。
行動を起こすことに意味があるはずよ」
(映画「ビフォア・サンライズ」より)
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