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朝日に照らされる人

自分のなかの「好き」と「嫌い」に従う生き方

先日、車を運転中にラジオから聞こえてきた、さだまさしさんの音楽に対する考え方がとても素敵だと思いました。

さだまさしさんいわく、音楽とは「いいとか悪いではなく、上手か下手かでもない、好きか嫌いかで選ぶもの」だそうです。

それは、音楽だけでなく、人生にも当てはめることができるとらえ方のように思います。

「思慮分別」という表現がありますが、これは、物事やその道理に深く思いをめぐらせて、理性をもって判断・決断をすること。

それは、外からのどのような影響に対しても、自分が自由であること。

つまり、自分を失わないこと。

私たちにとっての最大の幸福とは、理性と感性による選択から生まれます。

今は、知性より理性と感性で生きる時代になりつつあるからです。

大切なことは、いろいろなものを長い目で見て、自分に善いものを選んでいくこと。しかも、真摯な態度で。

自分をさらけだして真っ直ぐに向き合うことで、さらに深くくみ取ることも、理解することもできる。

私たち人間の、選択を求める心を「自主性」と呼ぶのです。

夕日を眺める人

「誰かが『これはとってもリスキー(危険)ね』と言った瞬間に、それは私にとって魅力的になる」(ケイト・キャプショー)

という言葉があります。

「あなたが、心から本当にやりたいことは何ですか?」

こう尋ねられて、自分の心のなかにあるワクワクを言葉にできる人は、多くはいないのだろうと思います。

でも、もし今あなたに大きな夢があって、その夢を現実にするために歩んでいるのでしたら、それはとても素敵なことです。

本当にやりたいことを見つける人は、幸せな人ですから。

大切なことは、あなたの人生のいろいろなことに、「もし」を当てはめていくこと。

もし、今この道を進むことを選んだら。
もし、今この人に私の気持ちを伝えたら。

そう思うだけで、あなたのなかに可能性が生まれて、ワクワクが生まれていくのです。

そのワクワクは、頭の中だけでなく、あなたの言葉となり、行動となって、あなたの人生を変えていく。

ワクワクとは、エキサイティング(あなたを興奮させるもの)とインタレスティング(あなたに興味を起こさせるもの)。

その二つを追いかければ、いやでも人生は面白くなっていくのです。

好きなことを無理に探す必要はないのです。

今、あなたの身近にある面白そうなことを一生懸命やってみる。

そこから、思っても見なかった展開をみるはずです。

それが、今、やりたいことを探しているあなたが、これから素敵なことに出会うための準備なのです。

そのなかで、何が楽しいのか、何が得意なのか、何が好きなのか、あなたも自分自身について新しい価値を見つけるのです。

そして、その先にあなたの天命や使命や運命という物事や、人との出逢いが待っているのでしょう。

良く生きること
善く生きること

どちらも大切なことですが、あなたにとってもっと大切なことは、

好く生きること。

「朝起きて夜寝るまでの間に、自分が本当にしたいことをしていれば、その人は成功者だ」(ボブ・ディラン)

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