表情が表す心の内
表情や眼差しやしぐさが、あなたと誰かをつなげていく
先日は、お友達のヒーラーさんとご一緒に、福岡市内のサロンにてお茶会を開催させていただきました。
いろんな「癒やし」をされている方が集まる会で、いっぱいお話しをさせていただいて、とても楽しい時間でした。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
またお会いしましょうね。
会には、お友達の方や、SNSでつながっていて今回始めてお会いする方や、その日に始めてご縁をいただいた方まで、いろんな方が来てくださいました。
私たち日本人は、感情や思っていることを表現することが苦手な民族だと言われていますが、それは、その場の雰囲気によるものだと思うんです。
会ではみなさん、とても美しい笑顔でいきいきと「私はこういう人間です」ということを表されていましたから。
(自分を表現することについて、以前にもこちらの「自分らしさを表現する」の中でお話しをさせていただきましたね)
「のんきと見える人々も、心の底をたたいてみると、どこか悲しい音がする」
(夏目漱石)
という言葉があります。
お仕事でも、プライベートでも、周りにいる方との関係性のなかに計算とか損得みたいな「利害」を持ち込むと、警戒心が生まれて、心を開くことが難しくなってしまいます。
心を開くことを忘れると、明日への希望を見ることや今の幸せを感じる感度も薄くなっていくんです。
たしかに、今、自分が置かれている状況や、避けることのできないものがあると思います。
でも、どのような状況のなかでも、自分の内にある輝きを失わないこと。
そして、その輝きをもって周りに影響を与えていくことをあきらめないでほしいんです。
あなたの笑顔と優しさが、それを可能にしますから。
私たちの表情や眼差しやしぐさは、無意識に外に向かって出ているもの。
だからそれは、その時の自分の心の内を周りの人に見せているものでもあるんです。
ですから、周りの人に「見せるためのもの」と思って、あなたの心の内を表してください。
あなたの好きなこと、こだわっていること、そして「あなたと関わりたいんだ」という気持ちを表情や眼差しや身体のしぐさのすべてをつかって、目の前の方に伝えてください。
それがすべて、あなたという人間の「印象」になりますから。
私たちは、言葉だけではなくて、他にも身体から発するエネルギーも含めて、いろんな表現でコミュニケーションをしています。
一人ひとりに異なった事情というものがありますから、誤解されることもあれば、一方的な勘違いもあったりします。
でも、関わりが深くなるにつれて、その個人的な事情はあなた一人のものではなくなっていく。
周りの人と分かち合うものになっていくんです。
その時に、自分は一人ではないことに気がつかされます。
あなたから無意識に表されるものは、あなたを一人にさせないため。
誰かとつながっていくためにあるんです。
「人と関わるだけで、
自分が生きている証が、
ひとつひとつ残っていく」
(岡江久美子)
この記事へのコメントはありません。