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夕日と私

あなたから溢れる愛が、周りの人を満たしていく

先日、占い・ヒーリング・除霊のセッションを受けに来てくださった方と、「自分を満たすことの大切さ」についてお話しをさせていただきました。

自分を愛することと、他者を愛することは同じだとよく言われます。

それは、他者に愛をもってしてあげたことが自分にも愛の形で返ってくるという「引き寄せの法則」の考え方によるものでもありますし、

自分に愛を向けることで、今まで忘れていた他者からの愛を思い出すことによるものでもありますから。

そこで、自分に向ける愛と他者に向ける愛の量はどれぐらいの割合がいいのだろうかとか、どちらが先のほうがいいのだろうかとか、いろいろと考えてしまうことがあるかもしれません。

いろんな考え方があると思いますが、どちらが多いかというバランスよりも、どちらが先かという順番が大切だと思うんです。

だから、まずは自分自身を愛で満たすこと。

私たちはある程度の豊かさを感じると、周りの人へ自分の豊かさをシェアすることを始めるからです。

(自分を満たすことの大切さについて、以前にもこちらの「自分を大切にする」の中でお話しをさせていただきましたね)

祭りを楽しむ人

不思議に思われるかもしれませんが、私たちの心の深いところでは、「幸せは分かち合うもの」「幸せは分かち合うことでさらに大きなるもの」だとすでに知っているみたいなんです。

ですから、その分かち合いをする時に、心のどこかで、自分だけいい思いをしてバチが当たるのを避けたいという気持ちを抱かないように、まずはしっかり自分を満たしていいんです。

自分を満たしきった後で、あなたからあふれていく愛や豊かさは、そのままあなたの側にいる人も満たしていきます。

そこには、義務感と使命感とか責任はないはず。

あなたの心には、喜びがあるはずですから。

沢山の花にかこまれる人

まず最初に自分を満たすことで、生きているだけで幸せだと感じるようになったり、日常のちょっとしたことを嬉しいと思ったり喜びを感じるようになります。

つまり、感受性がみずみずしくなるんです。

英語のことわざで、このような言葉があります。

「Happiness is to know the contentment」
(幸せとは、満足することを知ること)

自分を満たせば満たすほど心が動きやすくなって、満足することを覚えて、幸せを感じることにも敏感になるんです。

私たちの人生は期限がありますから、自分で思っているほどは永くはないものかもしれません。

だから、自分に愛を向けることを後回しにしなくていいですし、手を抜かなくていいんです。

まずはあなた自身が幸せになって、それから、あなたからあふれる愛や豊かさを周りの人と分かち合うことを始めてください。

「そうだ、僕のまわりには小鳥だの、木々だの、草原だの、大空だのと、
 こんなにも神の栄光があふれていたのに、
 僕だけが恥辱の中で暮らし、一人であらゆるものを汚し、
 美にも栄光にも全く気づかずにいたのだ」
 (ドストエフスキー)

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