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沈む夕日を見る人

自分の外側よりも内側に目を向けること

先日、うつ・心の病・不登校の方向けのヒーリングを受けに来られた方と「比較をしない生き方」ということについて、お話しをさせていただきました。

「十人十色」という言葉があります。

その言葉の表すとおり、十人の人がいれば、それぞれの人格や個性があって、考え方も違うもの。

時々、人生の進み方や幸せの形について、自分と違う理想を持っている人に対して、否定をしてしまうこともあるのが私たち人間だと思います。

それは、相手を心配する気持ちや、こうあってほしいという願いから生まれることもあります。

でも、人生いろいろでいいんです。

人は人、自分は自分で生きたいように生きていいんです。

もし、それがお仕事やみんなで一緒に取り組んでいることに支障を与えるのなら、直していく必要があると思いますが、そうでなければどのような人生もALL OK!だと思うのです。

他者の生き方や人生観を認めることができれば、自分と誰かを比べることも少なくなります。

人生とは、誰かと比較したり、誰かに決めてもらったりするものではなくて、

一人ひとりが自分で経験を積み重ねて、自分で決めていくものですから。

相手の情報の一部分だけを見て、「あの人いいな」「この人もいいな」と、自分と比べる相手を探し続けることは、自分の軸をブレさせることなんです。

それよりも、自分の中にある確かなもの、自分軸に目を向けることが大切なことなんです。

(自分を誰かと比べないことについて、以前にもこちらの「比べないという生き方」の中でお話しをさせていただきましたね)

朝焼けの景色を見る人

「いつも自分を磨いておけ。
 あなたは世界を見るための窓なのだ」
 (バーナード・ショー)

という言葉があります。

私たち人間の目は外を向いていますから、自分の外側にあるものにいつも意識を向けています。

でも、自分の外側を向いている肉眼とはまた違う、もう一つの目を私たちは持っています。

それが、自分の内側を見るための「心の眼」なんです。

心の眼は、肉眼では見ることのできないものを見せてくれます。

たとえば、愛とか、絆とか、友情とか、充実感とか、幸せとか。

そのような、目には見えないものが与えてくれる豊かさに気づかせてくれるんです。

この一生で与えられる、私たちの胸を暖かくしてくれる豊かさというのは、誰かに与えられるものではなくて、自分自身で感じるもの。

ゆっくり深く呼吸をして、今日も健康でいることに感謝してみてください。

今日のご飯をゆっくり食べて、味わいながら、命の循環を感じてみてください。

大好きな人と一緒にいる時間を大切にすごしてみてください。

毎日そばにいる家族に、ありがとうと伝えてみてください。

そうやって、あなたの好きな方法で、心の中で満ちている感覚を感じてください。

その時に、誰かとの比較は必要ないとわかります。

すべては自分で決めていいのですから。

「人と比べない。人と比べない。
 あなたはあなた。自分は自分。
 人と比べない。人と比べない。
 あなたが霞むから」
 (濱田マサル)

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