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朝日に祈りを捧げる人

人生や自分自身に、意味を見つけること

私たちの「もっと欲しい」という気持ちには終わりがないように、ものや人間関係やお仕事についての追い求める心というものは、これだけあればいいという終わりを決められないものです。

それは、なにか一つ手に入れれば、新しいものが先に見えてくるから。

それを手に入れることで得られる充実感や力を求めて生きていくことは、ただ欲望のためだけではなくて、自分が今ここにいる意味を求める意志を確認するためのようなものでもあると思うのです。

「生きるべき“なぜ”を知っているものは、ほとんどすべての“いかに”に耐える」
 (ニーチェ)

という言葉があります。

私たちは、自分が生きるべき「なぜ」を見つけた時に、今していることの理由を考え始めます。

そして、「いかに」これから生きていくかも考えるようになるのでしょう。

もうやめようと思いながら他の道を選ぶことができないのことも、ものやお金の豊かさが解決してくれることではなくて、心の充実によって変えられるのです。

こころの充実とは、つまり「生きがい」のこと。

(生きがいについては、以前にこちらの「生きがい」と「勇気」が創る人生」でもお話をさせていただきましたね)

目の前の現状はどうあっても、その先にある理想を見ておくこと。

それが、今をどう生きるかという力になるから。

それをあなたの生きがいとしていいのです。

なぜ今こんな事をしないといけないのか、なぜ私がしないといけないのか。

その「なぜ」に目を向けてはっきりさせるのです。

そして、「どうすれば」の考え方に変えていくのです。

活き活きとなるためには、自分のために生きること、誰かのために生きること、というとてもシンプルなこと。

そして、財産や立場よりも、今自分のしていることに意味があるか、意味を見つけることができるかということが大切なことなのです。

朝日を見つめる人

「私は、生きがいとは自分を徹底的に大事にすることから始まると信じている」
 (日野原重明)

という言葉があります。

今までの出来事や自分自身についても、低く評価をすることはないのです。

これからの生き方や自分について、意味を見つけたあなたは過去の出来事や自分についても新しい価値を与えることができるからです。

どんなに苦しかったことも記憶から消していこうとするのではなくて、これからの目指すところにたどり着くために必要なつまづきであったということ、という価値のあるものに変えていくのです。

それができれば、今の私の幸せはあの苦しみがあったからこそ、という感謝も生まれてくるはずです。

これからあなたの中で新しく創られるものは、外から与えられる新しい価値観によるものによって創られることもありますし、

あなたの中で価値のなかったものに新しい価値を与えることで新たに生み出されるものもあるのです。

たとえば、お仕事や人間関係において、雑用というものはありません。

その事を平凡な、今日も明日もこれからずっと同じように続いていかなければいけないものと思った時に、その事を自分で雑にしているだけなのです。

どんなことにも必ず意味があります。

誰かのためになっていなくても、自分のためになっている。

意味を見つけられないのなら、自分で意味をつけていいのです。

人生にも、自分についても、あなたが意味をつけていいのです。

「もしかしたら、実現しないかもしれない。
 夢で終わってしまうかもしれない。
 それでも夢を追いかけていく。
 いつの間にかそれが生きがいになっていく」
 (やなせたかし)

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