環境とは創り出すもの
この人生で、あなたに変えられないものはないということ
新しいことを始める時、私たちはいろんな視点から、それを叶えることができるかどうかを検討します。
その時、自分では変えることができないことに目を向けて諦めるより、
その変えることができないことを、どうやって自分の力で変えていくかという可能性を見ようとしてください。
もしかしたら今、あなたの中にある変えることのできないものに、環境というものがあるかもしれません。
でも、その環境も自らの意志で変えていくことのできるもの。
環境とは、いつも創り出していくものですから。
私たち人間は環境の生き物と言われます。
今まで、私たちは自分の考え方と行いによって自分の環境を創り出してきました。
でも、これから何かの影響を受けて、考え方が変わったり、前に進もうとして、自分磨きを始めた時、今までの価値観は大きく変わるのです。
そうすると、それまで自分がいた環境や、同じ場所にいた仲間との間にずれが生まれます。
それは、お互いの成長のための断捨離のようなもの。
その時、別れるのを恐れないこと。
これまでの人生でも、あなたは出会いと別れを繰り返して、新しい自分を自ら創って生きてきたはずですから、
今、心の中にある違和感を無視したまま、今のままの自分であり続けないこと。
別れがあるからこそ、新しい出会いが必ずあります。
別れは必ずしもマイナスなことではないのです。
それは、新しい出会いに出逢うためのものですから。
あなたが選んだ新しい展開への道を自信を持って歩んでください。
その先で、あなたの考え方や環境い合う人とまた出逢い、一緒に歩むようになっていますから。
その時その時で、あなたがあなたらしくいさせてくれるような人との出逢いがありますから。
ひとり一人に道があるように、あなたにもあなたの道があるのです。
環境とは、職場であったり、家庭や友達などのことですが、あなたの周りにある言葉もそうなのです。
普段の生活の中で、どのような言葉を聞いて、どのような言葉を発するかで、私たちの未来が変わることがあるからです。
例えば、人の悪口や陰口をずっと耳にしていれば、嫌な気持ちになるでしょうし、安心感もなくなって、本来の自分の良さを見失ってしまうでしょう。
逆に、人を認めることや肯定する言葉に囲まれていれば、あなたの中に安心感が生まれて、自分の在り方に自信を持つこともできるでしょう。
そして、あなたも、その環境にいる人たちも同じような変化のための循環が起こっていきます。
いい言葉の循環は、人生に変化を生み出して、たくさんの心が震える瞬間を与えてくれます。
これから、自分はどのような行動をして、どのような人生を歩んでいくのか。
未来はいつも、自分が口にした言葉で決まるのです。
ですから、日頃の言葉を大切に使ってください。
「被害者ではなく、人生のヒロインでありなさい」(ノーラ・エフロン)
という言葉があります。
人間は、慣れている環境にずっといることが安全だと本能的に思い込んでいるから、変化をすることを嫌うものです。
そして、自分だけでなく、周りの人が変わろうとすることも嫌うことがあるのです。
つまり、私たち人間は「自分と異なる人」を嫌うのでしょう。
だから、今、人生を自分の思う通りに歩んでいる人や、自分らしく生きている人はみんな、この抵抗を乗り越えて、自分の心に素直に従ってきたのでしょう。
もし、あなたがこれから何かを始めようと志した時、周りから理解されないことや孤独になることを恐れないでください。
痛い言葉も、あなたの成長のために必要なものなのです。
あなたの人生をこれからもずっと歩んでいくのは、周りの人ではなく、あなた自身なのですから。
あなたのやりたいことをしてください。
日々の生活の中でも、自分を表現する意識を持つこと。
自らの運命は独自の考え方と行いが創り出すものだから。
人生はフリースタイルです。
この世の常識や慣習を学ぶために、誰かの生き方をなぞるために、私たちは生まれてきたわけではないのです。
「過去ばかり振り向いていたのではだめだ。
自分がこれまで何をして、これまで誰だったかということを
きちんと受け止めた上で
それを投げ捨てればいい」(スティーブ・ジョブズ)
この記事へのコメントはありません。