自分の気になるところ
自分の優れているところに意識を向けて、足りないところには鈍感になること
先日、福岡県福岡市からスピリチュアルヒーリング・占い・除霊のセッションを受けに来てくださった方と、
「自分の気になるところ」についてお話をさせていただきました。
突然ですが、あなたの「自分の気になるところ」はどこですか?
そう質問をされたら、お一人おひとり、いろんな答えが返ってくると思うのですが、でもだいたいこのようなお返事になると思うんです。
引っ込み思案で、人前に出ることが苦手。
お仕事の時に、なかなか自分の意見を言うことができない。
痩せたいと思っているけど、なかなか痩せることができない。
英語を勉強したいと思っているけど、勉強をする時間がとれない。
私たちが自分の気になるところについてイメージをする時、一つの共通することがあるんです。
それは、「できない」と思っていることを「自分のマイナスなところ」だととらえているということ。
私たちの誰もが、自分ができないことについて敏感に感じる傾向があるんです。
ですから、自然とその足りないところを補うことが大切なことなんだろうと考えるんです。
もちろん、苦手なことを克服したり、マイナスな部分を改善していくことはとても素晴らしいことです。
でも、目を向けるところはそこばかりではないはず。
私たちには、足りないところもあるから、優れているところも必ずあるんです。
でも、私たちは自分の素晴らしいところについては、鈍感で見えていなかったりするんです。
それは、とても大きな自己肯定の機会を逃していることでもあるんです。
(自分のどこに意識を向けるかということについて、以前にもこちらの「自分軸が示す未来」のなかでもお話しさせていただきましたね)
私たちは、学生時代、テストの点数を上げるための効率の良い方法として、苦手なところに目を向けることをしてきましたから、
どんなことについても、無意識に同じようにそう意識を向けているのかもしれません。
でも、自分自身についてはその逆で、敏感に意識するべきところは長所であって、鈍感でいていいのは短所なんです。
自分の短所が気になる気持ちもわかりますが、誰にも一つ、違う形で「足りないところ」が備えられているんです。
それを補い合うようにして、私たち人間の関係は今まで成り立ってきたはず。
あなたが自分の優れているところに気づいて、それをどんどんブラッシュアップしていくことで、それがあなたの「自分らしさ」につながっていきます。
自分であることの自信を持つことができたあなたは、周りの人にもポジティブな影響を与えることができるようになるはずです。
「人生は心一つの置き所。
晴れてよし、曇りてよし 富士の山
もとの姿は変わらざりけり」
(山岡鉄舟)
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