本気で生きてみる
今、ここであなたができることに本気になってみる
先日、福岡県筑後市からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来られた方と、「本気で生きてみること」についてお話しをさせていただきました。
あなたは今、自分のお仕事に本気で取り組んでいますか?
あなたは毎日が楽しいと感じてすごしていますか?
と尋ねられた時、たぶん私たちの多くの人が「そうでもない」と答えるのではないかなと思います。
昔は、「石の上にも三年」という言葉のとおり、何をするにしても我慢をすることや辛抱をすることが必要だという考え方がありました。
でも、自ら自分を不自由な状態にすることは、自分の視野を狭くしてしまうことになるかもしれません。
でも、その我慢や辛抱が「苦」から「当たり前」のものになった時に、自分自身のスキルや心の成長があることは、
みなさんも今まで経験されているように、確かなことなんだろうと思うんです。
今はとても便利で効率のよい時代ですから、そのような「自分の内側と外側に積み重ねていくこと」を体験する機会が少なくなってきて、
私たちの心のなかにもどこか、物事にうっすら冷めているような姿勢があるような気がするんです。
そして、人生についても、自分の在り方についても、十分に自分を発揮できていないような感覚がある気がするんです。
もし、あなたが今、いろんなものを見て、否定の言葉や不公平や不満の気持ちを抱いてしまうのなら、本気で取り組めるものを見つけてください。
そして、それに夢中になっている時の輝いている自分の姿を強くイメージしてみてください。
あなたが本気になれるものは、今のまま何もせずに出会うことは難しいかもしれませんが、あなたがが決定して行動をした時に、ふと目の前に現れたりするものですから。
(本気で自分の人生を生きてみるということについて、以前にもこちらの「人が本気で変わる時」のなかでお話しをさせていただきましたね)
「私はなんにも知りません。
しかし、伸びていく方向に陽が当たるようです」
(太宰治)
という言葉があります。
人生の流れを変える決定と行動を起こすために、まず今あなたにできることは、今「目の前にあるもの」に本気になること。
それは、お仕事や趣味や日々の生活、なんでもいいんです。
あなたが今いる場所で、精一杯に生きてみるんです。
「大地黄金」(善語)という言葉があります。
今、自分が置かれている場所で自分の持てる力をすべて尽くすことで、その場所は黄金のように輝いてくるという意味の言葉です。
同じような意味合いで、キリスト教の聖書の中ではこのように説かれています。
「神の国は、人の目で認められるようにして来るものではありません。
『そら、ここにある』とか、『あそこにある』とか言えるようなものではありません。
いいですか。神の国は、あなたがたのただ中にあるのです。」
(新約聖書 ルカによる福音書17章20〜21節)
この世界のどこかに、光り輝くような理想の場所があるのではなくて、今、ここであなたがその場所を黄金の場所にするんです。
ちょっとやってみてうまくいかなかったしても、自分には合わないように感じても、やりたいことと違っていても、
一度、本気で取り組んでみてください。
「いま、ここ」であなたができることに本気になってみること。
それがあなたの人生を熱くさせることですから。
「ぼくはきっとできると思う。
なぜならぼくらがそれをいま
かんがえているのだから」
(宮沢賢治)
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