人生100年の生き方
願わくば、いつも好奇心とワクワクを感じられる人生
現代は「人生100年時代」と言われていて、100歳まで生きることを前提に人生の計画を立てる考え方があります。
そう言われるほど、今の時代は長生きができるだけではなくて、人生を何歳からでも再計画できる時代なのです。
そして、計画を立てることで、そこから日々積み上げていくように歩んでいくことができるようになるのです。
今までのことは、あなたにとってのこの世界を知るための経験であって体験であったので、これからどうしていくかが大切なこと。
もし、今までが後悔の多い歩みだったとしても、その後悔はこれからの歩みのなかで生かしていけるもの。
失敗や後悔が大きければ大きいほど、それはこれからの大きな原動力にすることができるからです。
肉体と精神の自由を十分に感じている時期は、自分の中にまだ見えていない可能性があると信じ切って、自分の中から無限のエネルギーが湧いてくると分かっていましたから、
人生の計画を立てる必要を感じられなかったかもしれませんし、何のために生きているかをはっきりとさせることもできなかったかもしれません。
でも、ただ生きているだけでは、満足できないことや、いつも何かが足りないことを感じていたはず。
そして、その何かを探すためには、これからの計画を立てることだと気づくのです。
「もっともわくわくする幸せは、自分がどうすることもできないことから生まれる幸せである」
(オグデン・ナッシュ)
という言葉があります。
私たちの無意識は、いつもワクワクすることを求めています。
どんなに恵まれているのが当たり前の時代になっても、ワクワクを求めているのです。
ワクワクとは、満たされた状態から湧き上がってくる感情ですから、好奇心をもって生きていれば、毎日ワクワクしていられるもの。
ワクワクや楽しいことや幸せもそうですが、私たちが感じるという瞬間は何かがあるから自動的に感じるということではないのです。
何もないから感じられないということでもないのです。
人の感情とは、条件ありきで感じたい感情を感じるのではなくて、自分の味わいたい感情を表に出すことができるからです。
だから、自分で自分を満たす方法も知ることができるのです。
今の時代は、とても刺激の多い時代ですから、ワクワクもたくさん感じられます。
だから、あなたはただ受け身で待っているのではなくて、自分から主体的に求めて感じてほしいのです。
人生の充実も自分で決めることができる時代ですから、それは良くも悪くも自由であって、自己責任でもあるということ。
そのような時代のなかで、好奇心をもってどれだけでも学ぶことができますし、実践をすることもできるのです。
「成功の道はただ一つ。
自分だけの生き方を見つけることだ」
(クリストファー・モーリイ)
という言葉があります。
人間の人生には、自分以外のものが大きく影響を与えることもあります。
出会いや出来事が幸せを創ることも、不幸を創ることもあります。
でも、そのなかで自分の人生を今まで生きてきたのは自分自身です。
そのことについては、自分を誇っていいのです。
強い時も弱い時も、逃げ出さずに自分の人生と向き合ってきたのですから。
だから、これからも同じように生きていく。
それが私たちの一生なのだろうと思うのです。
「わくわくするのは追いかけている時のことさ。
それに比べれば、後の楽しみなんて小さいものよ」
(シェイクスピア)
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