感情と習慣の関係
先日、ヒーリングに来られた方と、夜遅くまでゆっくりお話しができました。
今の、この状況のなかでも、心豊かになれるひと時を共有できたことが嬉しかったです。
私も楽しかったですよ。
また、遊びにきてくださいね。
ご縁をいただいて、ありがとうございます。
人間には、いろんな感情があって、その感情にのまれそうになる時もあります。
ふだんの生活において、私たちは一時の感情に動かされて行動している時もあるからです。
でも、感性や感情によって私たちは物事を判断するので、感性や感情がなければ、すべてはただの物事にすぎないのです。
そして、それは出来事のとらえ方によって、自分自身からあふれてくるものなので、自分自身より大きくなるものではありません。
人生に対して、大いに怒り、悲しむという態度は、私たちの心をすり減らしてりいるだけなのです。
大切なことは、湧き上がってくる喜怒哀楽の感情、一時の感情に身を委ねないこと。
だから、自分自身に立ち返って、悲しさや寂しさや怒りなどの、心の重みも抱きしめてあげていいのです。
楽しみや嬉しさだけでなく、苦しみも困難も、すべてあなたの大切なものだからです。
「運命はその人の性格の中にあり」(芥川龍之介)
という言葉があります。
何かを成しとげるのは、その人の才能ではなく、「性格」によってです。
その性格を変えるためには、今までの考え方を変えて、「習慣」を変えることです。
そうすれば、「運命」が変わります。
自分を変えるきっかけは、自らの身体を通して実感することから始めること。
習慣は誰かから与えられたものではなく、これまでの人生で自分自身が身につけてきたものなのです。
善い習慣をもっている人は、「行動」に「人格」が表れます。
「習慣」が「人格」を形成するからです。
だから、「習慣」が変われば「人生」が変わると言われるのです。
自分の人生を良くしようとするのなら、善い習慣を身につけること。
人間は、習慣で生きているからです。
どんなに些細なものであっても、小さな感情であっても、それについて自分が苦しんだり、愛したり、求めたりして得たものであれば、それは私たちにとって貴重な経験になります。
この人生の真実は、そうして得られるものなのです。
苦しみの先にある幸福を信じて、悲しみの裏側にある優しさに目を向けて、涙を流したことは、受難の中から恵みを見つける行いであって、つまづきの中から新しい展開へ向かう第一歩です。
幸せになろうとする努力は、決して無駄にはなりません。
私もそう信じています。
純粋さこそが、人間であるあなたの真の力ですから。
「大切なものは目に見えない。
かんじんなことは、
心の目で見ないと見えないんだよ」
(「星の王子さま」)
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