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空を見上げる女性

あなたにはあなたの人生をもう一度前へ進めていく力がちゃんとある

先日、福岡県北九州市から、スピリチュアルヒーリング・占い・除霊・霊視・お祓いのセッションを受けに来てくださった方とゆっくりお話をさせていただきました。

その中で、「勇気をもって進むこと」についてお話しをさせていただきました。

私たちはできることなら、人生がいつも穏やかで、何事もなく、自分の思い描いた通りに進んでほしいと願います。

誰だって、苦しい思いはしたくありません。

悲しい出来事にも出会いたくありません。

できれば困難なんてない方がいい。

そう思うのは、とても自然なことです。

でも私たちは人生を長く歩いていると、困難に出会うことそのものが人生の失敗ではないということに気づかされるんです。

人生には、自分の力では避けることのできない出来事があります。

どれだけ真面目に生きていても、どれだけ人に優しくしていても、どれだけ前向きに考えていても、思い通りにならないことが起こったりします。

その時に、「こんなことが起きたのは私が悪いからだ」と、自分を責めなくていいんです。

大切なことは、何が起きたかということではないんです。

今ここから自分がどう生きていくのかということなのですから。

私は、そこにあなたの本当の強さが現れるのだと思っています。

困難に出会った時、「もうダメだ」と思うことがあるかもしれません。

でも、「もうダメだ」と思っている時、本当にすべての道がなくなったわけではないんです。

今の自分には、まだ次の道が見えていないだけなのですから。

たとえば、夜の中にいる時には朝の景色をまだ見ることができません。

でも、見えないからといって、朝がなくなったわけではありません。

夜から明るい朝へ、少しずつ空の色は変わっていきます。

人生も、きっと同じなんです。

今は何も見えなくてもいいんです。

まだ答えが出なくてもいいんです。

ただ、「ここが私の人生の終わりではない」ということを忘れないでいてください。

目の前に現れた困難と向き合おうと決めた時、まず意識をしてほしいことがあります。

それは、自分を信じること。

「私にはできない」

「私には乗り越えられない」

「きっとまた失敗する」

そんな言葉を心の中で何度も繰り返していると、本来持っている自分の力まで小さくしてしまいます。

でも、

「今は分からないけれど、きっと何か方法はあるはず」

「今の私にできることからやってみよう」

「私はここからまた新しく始められる」

そう思うことができれば、心の中に小さな明るいものが生まれます。

その明るいものから、次の一歩が見えてくるんです。

自分を信じるということは、「私は絶対に失敗しない」と思うことではありません。

失敗しても大丈夫。

転んでも大丈夫。

道を間違えても大丈夫。

その時には、また立ち上がればいい。

違う道を探せばいいと思えること。

「何があっても、私はもう一度歩き始められる」と信じられることなのですから。

私は、それが本当の意味の「自分を信じる」ということなのだと思っています。

私たちは最初から、人生のすべての問題を解決する方法を知って生まれてきたわけではありません。

人間関係も、仕事も、恋愛も、子育ても、夢への挑戦も、いろいろな経験をしながら覚えていきます。

だから、まだ最初はうまくできなくてもいいんです。

できなかったことは、「私にはできない」という証明ではないんです。

まだ、そのやり方を知らないだけ。

もう少し経験が必要なだけなのですから。

何度も経験を重ねながら、私たちは少しずつ成長していくんです。

早朝の海を見つめる人

何かを始める時の勇気は、「怖くないこと」ではないんです。

怖くて不安も感じるけど、自信もないけど、それでも「少しだけやってみよう」と思えること。

それが勇気なんです。

大きな一歩でなくていいんです。

人生を一日で全部変えなくてもいいんです。

今の自分でできることを、一つだけやってみること。

それも立派な一歩なんです。

大切なことは、自分にできる大きさで一歩を踏み出すこと。

山の頂上を見上げると、「こんなところまで行けない」と思います。

でも、一気に山頂まで登る人はいません。

目の前の一歩。そして、また一歩。

その積み重ねで、いつの間にか景色が変わっていきます。

人生も同じなんです。

そして、もうひとつ。

困難に出会った時に、絶対に忘れないでほしいことがあります。

それは、一人で全部を背負わなくていいということ。

私たちは、苦しい時ほど「自分で何とかしなければ」と思ってしまいます。

人に迷惑をかけたくない。

弱い人だと思われたくない。

こんなことで相談してはいけない。

そうやって、一人で抱え込んでしまうことがあります。

でもね、誰かに頼ることは弱さではありません。

「今の私には一人では難しい」と認められることも、ひとつの強さなんです。

人に話すだけで、「こんな考え方もあったんだ」と気づくこともあります。

「これしかない」と思っていた道に、もう一つの道が見えてくることもあるんです。

人とのご縁も、人生が私たちに与えてくれた助けのひとつなんです。

そして、あなたが誰かに助けてもらった経験が、いつか今度は、あなたが誰かを助ける優しさに変わるんです。

そうやって私たちは、一人だけで強くなるのではなくて、支えたり、支えられたりしながら強くなっていくんです。

(私たちは一人ではないということについて、以前にもこちらの「あなたは独りではない」のなかでお話しをさせていただきましたね)

空を見上げる人

苦しみの真ん中にいる時には、その出来事の意味なんて分かりません。

「この経験には意味があります」と言われても、そんなふうには思えないことがありますから。

だから、無理に意味を見つけなくてもいいんです。

ただ生きて、今日を越えること。

そして、また明日を生きること。

それで十分な時なんです。

困難の意味は、乗り越えた後になって初めて分かるのですから。

人生の中で出会う困難は、私たちを苦しめるために与えられているのではなくて、

今まで知らなかった自分の強さや優しさに気づくためのものなのですから。

順調な時には気づけなかったことがあります。

自分がどれほど人に支えられていたのか。

本当に大切なものは何だったのか。

本当の愛していたのは誰なのか。

私はどんな人生を生きたいのか。

困難は時々、今まで見えなかったものを私たちに見せてくれます。

だから、「どうして私にこんなことが起きたんだ」と考えるばかりではなくて、

「この経験を通して、私は何を大切にして生きていきたいんだろう」と、自分に問いかけてみてください。

その答えの中に、次に進む方向を見つけられますから。

これから先、どんなことに出会っても、その出来事によって自分の人生をあきらめないこと。

どんなに道を変えても人生は続きます。

夢が終わっても人生は続きます。

あの人と別れても人生は続きます。

すべてを失ったように感じても、そこからまたあなたの新しい人生は始まっていくんです。

今もし、あなたが人生の大きな壁の前にいるのなら、すべての答えを今すぐに出そうとしないでください。

まず、自分を信じること。

今のあなたができる大きさの一歩を踏み出すこと。

一人で難しいなら人に頼ること。

そこから始めていきましょう。

「どんな困難も、あなたは必ず乗り越えられる」という言葉は、

「何が起きても一人で頑張れば何とかできる」という意味ではないんです。

何かを失っても、道が変わっても、人の力を借りても、何度立ち止まっても、

あなたはその向こう側へ歩いていくことができるから。

あなたには困難を乗り越えていく力があるんです。

今までも、「もう無理かもしれない」と思った日はあったはずです。

それでもあなたは今日ここにいます。

あなたが思っている以上に、あなたの中に生きる力があるんです。

だから、今はまだ苦しみの中にいても、あなたの人生をあきらめないでください。

そして、あなた自身を信じてください。

あなたは、何度でも立ち上がれます。

何度でも道を選び直せます。

何度でも、新しい人生を始めることができます。

どんなに長い夜にも朝はやってきます。

そして、どんなに険しい道の途中にいても、あなたの人生はそこで終わりではありません。

その先には、今のあなたにはまだ見えていない景色があります。

その景色を見るために、今日も小さな一歩を踏み出していきましょう。

大丈夫。ゆっくりでいいんです。

あなたには、あなたの人生をもう一度前へ進めていく力がちゃんとありますから。

「生きるうえで最も偉大な栄光は、
 決して転ばないことにあるのではない。
 転ぶたびに起き上がり続けることにある」
(ネルソン・マンデラ)

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