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静かに読書をする人

あなたがあなた自身を信じてあげること

先日、福岡県筑後市から、スピリチュアルヒーリング・占い・除霊・霊視・お祓いのセッションを受けに来てくださった方とゆっくりお話をさせていただきました。

そのなかで、「私は私の道を行く」ということについてお話しをしました。

人生を生きていると、「このままでいいのかな」と思う時があります。

自分なりに一生懸命にやっているのに、なかなか結果が出ない時。

周りの人がどんどん先へ進んでいるように見える時。

誰かから自分の考えを否定された時。

そのような時に、

「私の生き方は間違っているのかな」

「やっぱり私には無理なのかな」

と、今の自分がしていることを疑ってしまうことがあります。

でも、そのような時ほど、あなたはあなたの味方でいてあげてください。

私たちは、人生の中でたくさんの人と出会います。

自分を応援してくれる人もいれば、理解してくれない人もいます。

褒めてくれる人もいれば、否定する人もいます。

そのなかで、生まれてから人生の最後まで、ずっと一緒にいる人が一人だけいます。

それが、自分自身なんです。

だからこそ、まずは自分で自分を認めてあげること。

私は、それが自分の人生を生きていくうえで、いちばん大切なことだと思っています。

自分を認めることや自分を肯定することは、

「私は素晴らしい」

「私は何でもできる」

と、自分に言い聞かせることのように思われるかもしれません。

でも、本当の自己肯定というものは、そんなに力の入ったものではないんです。

それは、「私はこれでいい」と思えることなんです。

良いところも、悪いところも、得意なことも、苦手なことも、うまくできた自分も、失敗してしまった自分も、

全部ふくめて「これが今の私なんだ」と大らかに受け入れてあげること。

それが、自分を肯定するということなんです。

完璧だから価値があるのではありません。

失敗しないから価値があるのでもありません。

誰かより優れているから価値があるわけでもないんです。

あなたは、あなたとしてこの世界に生きている。

まず、あなたのその存在そのものに価値があるんです。

(私という存在の価値について、以前にもこちらの「あなたの本当の価値」のなかでお話しをさせていただきましたね)

夜明けの綺麗な海の景色

私たちは、自分の価値に条件をつけたくなります。

たとえば、成功したら自分を認めよう。

もっと痩せたら、自分を好きになろう。

お金を稼げるようになったら、自信を持とう。

誰かから認めてもらえたら、自分には価値があると思おう。

そんなふうに、「○○になったら自分を認めよう」と思ってしまうんです。

でも、それではいつまで経っても、心は落ち着かないんです。

ひとつ手に入れれば、また次の「足りないもの」が現れるからです。

だから、何かを手に入れた未来の自分だけではなくて、まだ途中にいる今の自分のことも認めてあげてください。

「まだまだだけど、今日も頑張っているな」

「失敗もするけれど、それでも前に進もうとしているな」

「不器用だけれど、これが私なんだな」

それくらいの人を認めてあげていいんです。

自分を肯定できるようになると、不思議と心の中にあったブレーキが少しずつ外れていきます。

「私には無理」

「どうせ失敗する」

「人から笑われるかもしれない」

そのような言葉が心の中に浮かんだとしても、もう一人の自分が「でも一度やってみよう」と言ってくれるようになります。

そして、「失敗しても大丈夫」と思えるようになるんです。

なぜなら、もし失敗したとしても、自分の価値までなくならないと分かっているからです。

これは、とても大きなことなんです。

失敗することが怖いのは、失敗そのものが怖いだけではありません。

その失敗によって、「自分には価値がない」と思ってしまうことが怖いことなのですから。

だから、

成功しても自分は自分。

失敗しても自分は自分。

うまくいく日も自分のまま。

うまくいかない日も自分のまま。

どちらに転んでも、自分に変わらない価値があると分かれば、挑戦することが怖くなくなるんです。

「今の自分も悪くないけど、でも、まだまだ成長できるはず」

そう思えるようになるんです。

そこから本当の意味での自己成長が始まるんです。

夕日を眺める人

自分を信じる力も、自分を肯定するところから生まれてきます。

でも、「自分を信じる」ということについて、ひとつ誤解してほしくないことがあります。

自分を信じるとは、「私は絶対に成功する」と信じることだけではないんです。

「私の選択は絶対に間違っていない」と思い込むことでもないんです。

未来のことは、誰にも分かりません。

一生懸命やっても、失敗することがあります。

信じて進んだ道が、行き止まりになることだってあります。

人を見る目を間違えることもあります。

決断を後悔することもあります。

それでも、「何があっても私は私をあきらめない」と思えることなんです。

それが本当の意味で「自分を信じる」ということなんです。

失敗したら、もう一度考えればいい。

道を間違えたら、戻ればいい。

疲れたら、休めばいい。

泣きたくなったら、泣けばいい。

そして、心が少し元気になったら、

また歩き始めればいい。

「私はまた立ち上がれる」

そう思えること。

それが、自分を信じられる人の本当の強さなんです。

自分で選んだ道なら、失敗したとしても、そこから学ぶことができます。

そして、「私は自分でこの道を選んだ」という経験が、また自分への自身になっていきます。

自信というものは、最初から持っているものではないのかもしれません。

自分で決める

やってみる。

失敗する。

また考える。

もう一度やってみる。

そうやって少しずつ、「私を頼っても大丈夫なんだ」という感覚が生まれて、それが自信になっていくのですから。

だから、今、自信がなくても大丈夫です。

自信がつくまで新しいチャレンジを待たなくてもいいんです。

自信がなくても、一歩進んでみるんです。

怖くても、自分でひとつ選んでみるんです。

そして、その選択をした自分を信じてあげること。認めてあげること。

その積み重ねが、自分への信頼を育ててくれますから。

肩を寄せる恋人

自分を信じられるようになると、周りの人がどう在るかに必要以上に振り回されなくなっていきます。

誰かが成功していても、「素晴らしいな」と思えるようになります。

誰かが自分とは違う考え方をしていても、「そういう生き方もあるんだな」と思えるようになります。

誰かに否定されたとしても、「この人にはそう見えるんだな」と受け止められるんです。

なぜなら、自分の価値を、誰かにに決めてもらう必要がなくなるからです。

そして、自分を肯定できる人は、他人を否定しなくても自分のままでいられます。

誰かより上に立たなくても、自分の価値を感じられます。

私は、それもひとつの強さだと思っています。

本当に強い人というのは、誰にも負けない人ではないんです。

自分の弱さを隠さない人。

失敗した自分も受け入れられる人。

人と違っていても、「これが私です」と自信をもって言える人。

そして、何度人生に迷っても、自分を信じぬくことができる人。

私は、そんな人が本当に強い人なのだと思うんです。

あなたには、あなたの人生があります。

今までも、いろいろなことがあったと思います。

うまくいったことも、失敗したことも、人に言えないくらい悩んだことも、自分を嫌いになった夜もあったかもしれません。

でも、そのすべてを通って、あなたは今ここにいます。

それだけでも、ここまで歩いてきた自分をもう少し認めてあげてもいい理由になるんです。

過去のあなたが完璧じゃなかったとしても、今日のあなたが完璧でなくても、それでいいんです。

あなたは完璧になるために人生を生きているわけではないんです。

あなたはいろいろな経験を通して自分自身を深く知るために、この人生を歩いているのですから。

だから、できなかった自分も、弱かった自分も、迷っている今の自分も、全部抱えて、そのまま前を向いていけばいいんです。

人に理解されない日があっても、失敗する日があっても、自信をなくす日があっても、思い通りにならない日があっても。あなたはあなたの味方でいること。

そして、あなたの道を行くこと。

そう決めてください。

夜景を見る二人

すぐに強くならなくてもいいんです。

何度も揺らいでいいんです。

自分を信じるということは、迷わなくなることではありません。

迷っても、自分で答えを探していけると信じることですから。

失敗しても、また立ち上がれる自分を信じることですから。

誰かに否定されても、自分まで自分を否定しないことですから。

あなたには、あなたにしか生きられない人生があります。

だから、

自分の歩幅で、自分を大切にしながら、あなたの道を歩いていってください。

誰かがあなたを信じてくれることは、とても幸せなことです。

でも、その前に、あなたがあなた自身を信じてあげてください。

自分を信じられる人は、たとえ人生の途中で道を見失ったとしても、また自分の心を頼りにして歩き始めることができます。

あなたはあなたのままでいいんです。

あなたの人生の道は、この世界でたったひとつの、あなたにしか歩くことのできないものなのですから。

「人間の運命というものは、
 ほんとうに分からないものである。
 だから、いかなる場合も悲観してはならない。
 志を失ってはならない。
 人事を尽くして天命に従う。
 素直な心で、天命に従って生きることで、
 みずからの運命もひらけてくるのではないか」
(松下幸之助)

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