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明け方の空を見上げる人

あなたの人生を生きられるのはこの世界であなただけ

先日、福岡県筑紫野市から、スピリチュアルヒーリング・占い・除霊・霊視・お祓いのセッションを受けに来てくださった方と、ゆっくりお話をさせていただきました。

私たちの人生の成功とは、いったい何なのでしょうか。

私たちは子どもの頃から、いろいろな形の「成功」を目指して育ってきました。

いい学校へ行くこと。

安定した仕事に就くこと。

たくさんお金を稼ぐこと。

立派な家を持つこと。

人から認められること。

社会的な地位を手に入れること。

もちろん、それは素晴らしいことです。

努力して手に入れたものだから、胸を張って喜んでいいと思います。

でも私は、それだけが「人生の成功」ではないと思うんです。

なぜなら、どれだけ周りの人から「あなたは成功していますね」と言われたとしても、

その人自身が、「私は本当にこの人生を生きたかったのだろうか」と思っているのなら、

その成功は、自分にとっての人生の成功ではないのですから。

反対に、誰からも注目されていなくても、特別な肩書きがなくても、

自分の好きな人たちと笑い、自分の好きなことをして、今日という一日を「今日もいい一日だったな」と思って眠れる人もいます。

私は、その人生もとても素晴らしい「成功」だと思っています。

だから今日は、「人生の成功とは何か」ということを、一緒に考えてみたいと思います。

遠くの街を見つめる人

人生には、あらかじめ誰かによって決められた「正しい道」があるわけではありません。

もちろん、人生の先輩からいただくアドバイスは大切です。

家族の意見も、友人の意見も、あなたを心配してくれる人の言葉も、大切に聞いてください。

でも、誰かが「この道を進んだ方がいいよ」と言ったからといって、その道が必ずあなたにとっての正解になるとは限らないんです。

その人にとって幸せだった生き方が、あなたにとっても幸せに感じられるとは限らないからです。

私たちは一人ひとり違うんです。

心が違います。

価値観が違います。

好きなものが違います。

得意なことが違います。

そして、この人生で経験したいと思っていることも違います。

だから、人生の正解は、人の数だけあっていいんです。

大切なことは、誰かの正解をそのまま生きることではなく、自分にとっての正解を自分の人生を通して見つけていくこと。

私は、それが「自分の人生を生きる」ことだと思っています。

でも、自分の人生を自分で選んでいくことは簡単ではありません。

誰かが決めてくれた道を歩く方が楽な時もあります。

「みんながそうしているから」

「親がそう言ったから」

「世間ではこれが普通だから」

そうやって選んでいれば、もしうまくいかなかった時にも、「仕方なかった」と思えるかもしれません。

でも、自分で選ぶということは、自分の人生を自分自身で引き受けるということでもあるんです。

だから怖くなってしまうんです。

「本当にこれでいいのかな」

「失敗したらどうしよう」

「周りから笑われないかな」

そんな不安が出てきます。

それでも私は、自分の人生だからこそ自分で選んでほしいと思うんです。

なぜなら、自分で選んだ人生には、たとえ失敗があったとしても、「私は自分の人生を生ききった」という実感が残るから。

(人生を生ききることについて、以前にもこちらの「今を生ききること」のなかでお話しをさせていただきましたね)

夕暮れの街を眺める人

私たちは時々、自分の心の声よりも周りの声を優先して聞いてしまいます。

「そんなことをしてどうなるの」

「もっと現実を見た方がいい」

「今さら遅いよ」

「普通はそんなことしないよ」

そのような言葉を聞いているうちに、自分の心から聞こえていた小さな声がだんだん聞こえなくなってしまうんです。

本当はやってみたいし、本当は行ってみたい。

本当は会ってみたいし、本当は違う生き方をしてみたい。

でも、「こんなことを思う私は間違っているのかな」と、その気持ちに蓋をしてしまう。

それは、とてももったいないことだと思うんです。

もし今、あなたの心に「やってみたい」という気持ちがあるのなら、すぐに実現できなくてもいいから、その気持ちを無視しないでください。

その小さな心の動きは、あなたの魂が「私はこっちへ行きたい」と教えてくれている声なのですから。

魂の声というものは、いつも大きな声で聞こえてくるわけではありません。

「絶対にこれをしなさい」と命令をしてくるものでもありません。

もっと静かなものなんです。

「なんとなく気になる」

「なぜかわからないけれど、やってみたい」

「考えると少しワクワクする」

そのような小さな直感として現れるんです。

夢を追うことは綺麗事ばかりではありません。

「夢に向かって生きています」と言うと、なにか格好よく聞こえます。

でも現実には、思い通りにならないことがあるし、一生懸命やっても結果が出ないこともあります。

人から反対されることもあります。

失敗することもあります。

お金の不安を感じることもあります。

そして時には、「もうやめようかな」と思う夜だってあります。

でも、それも全部ふくめて、夢を生きている時間なんです。

成功した瞬間だけが夢ではありません。

そこへ向かっている途中も、あなたは夢を生きているんです。

うまくいかなくて悩んだ日。

失敗して落ち込んだ日。

もう一度やってみようと決めた朝。

誰かに応援してもらって涙が出た日。

初めて小さな結果が出た日。

そういう一日一日が、あなたの人生を作っているんです。

夢へ向かって歩いている今日も、あなたの大切な人生なんです。

自分の内面を見る人

人生の成功とは、一度も失敗しないことではないんです。

失敗しても、迷っても、転んでも、その経験を抱えながら「じゃあ、ここからどうしよう」ともう一度前を向いてください。

その繰り返しの中で、あなたは自分の人生を創っていくのですから。

本当の意味での人生の成功とは、「どこまで出来たか」ではなくて、「どんな自分になれたか」ということなのですから。

夢を追いかけたことで、以前より人に優しくなれた。

失敗したことで、誰かの痛みを理解できるようになった。

挑戦したことで、自分を信じられるようになった。

人との出会いによって、感謝することを覚えた。

そうやって魂が少しずつ成長していく。

そうやって、あなたはたくさんのものを与えられながら今日も生きています。

だから、他の人と比べなくていいんです。

あの人はもう成功しているとか、あの人は自分よりお金を持っているとか、あの人は自分より幸せそうだとか。

SNSを見ていると、そんなふうに感じることもあるでしょう。

でも、あなたはその人と同じ人生を生きているわけではありません。

そして、その人もあなたの人生をあなたと同じように生きることもできません。

あなたの人生を生きられるのは、この世界であなただけです。

だから、誰かより早く行く必要はありません。

誰かより高いところへ行く必要もありません。

あなたには、あなたの歩幅があります。

あなたには、あなたのタイミングがあります。

そして、あなたにしか経験できないことがあります。

あなたの人生は、誰かに採点してもらわなくていいんです。

まわりの人からどんなに評価をされたとしても、あなたが「いろいろあったけど、この人生でよかった」と思えるのなら、

その人生はあなただけの幸せな人生になるのですから。

夕日を見つめる人

人生は、大きな決断だけで変わるものではありません。

小さな「自分らしい選択」の積み重ねによって、少しずつ自分の人生になっていくんです。

私は、人生の成功は「夢を全部叶えること」だけにはしたくないんです。

どうしても夢が叶わないこともありますから。

努力しても、どうにもならないこともありますから。

夢に向かって一生懸命に生きた時間。

そこで出会った人。

そこで流した涙。

そこで見つけた自分。

そのすべてが、私にしか体験することができなかった人生になるのですから。

だから私は、「自分自身が納得できる人生だったか」ということを大切にしたいと思っています。

楽しいことだけが人生ではありません。

苦しいこともあります。

悲しいこともあります。

迷うこともあります。

でも、その全部を含めて、「私は私の人生を生きている」と思えたらそれでいいんです。

そしていつの日か、人生の道のりを振り返る時が来た時に、

成功したことも、失敗したことも、出会った人も、別れた人も、夢が叶った日も、悔しくて泣いた夜も、

そのすべてを思い出しながら、静かに笑って、「いろいろあったけれど、私の人生楽しかったな」と言えたなら。

私は、それ以上の成功はないような気がするんです。

だから今日も、他の誰でもない、あなたの人生を生きてください。

あなたが心から納得できる方向へ。

あなたの魂が喜ぶ方向へ。

そして、あなた自身が、「この人生でよかった」と思える方向へ。

一歩ずつでいいんです。

あなたにしか歩けない人生を、思いきり楽しんで生きていきましょう。

「一度だけの人生、
 それが私たちのもつすべてだ」
(ジャンヌ・ダルク)

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