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山の頂上から昇る太陽を見つめる人

誰かから暖かさを受け取るほど、自分も誰かに与えたくなる

先日、福岡県大川市からスピリチュアルヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、ゆっくりお話しをさせていただきました。

私たちは日々の生活のなかで、いろんな人にたくさんのものを与えたり、与えられたりしながら生きています。

優しい言葉をかけてもらったり、誰かに助けてもらったり、時には自分から誰かの力になったり。

そう考えてみると、私たち人間はひとりで生きているようでいても本当は、たくさんのご縁や支えのなかで生かされているのかもしれません。

ですから、誰かのために何かをしようと思う時、

「ありがとうと言ってもらいたいな」
「喜んでもらえたらいいな」

そのような気持ちが生まれることがあります。

それはとても自然なことだと思うんです。

でも、自分のしたことに対して期待していた反応が返ってこなかった時に、少し寂しくなったり、どこか損をしたような気持ちになったりすることもあります。

私たちは知らず知らずのうちに、「与えた分だけ、私にも返してほしい」という期待を持ってしまうから。

もちろん、ビジネスの世界では「ギブ・アンド・テイク」という考え方はとても大切です。

でも、利害のない一対一の温かい関係のなかには、それとは少し違うものが生まれるんです。

それが「お返し」の心です。

たとえば、ご近所さんからおすそ分けをいただいたら、今度は自分から何かを渡したくなります。

そこには決まりもルールもありません。

ただ、お互いを思いやる気持ちがあるんです。

その関係のなかでは、何をもらったかよりも、どんな思いで届けてくれたのかが大切になっていきます。

与えることも、与えられることも、そこにあるのは物の価値ではなく、人の暖かい心だと思うんです。

(与えて与えられる関係について、以前にもこちらの「与えるという幸せ」のなかでお話しをさせていただきましたね)

夕日を眺める人

相手にどう思われるかよりも、
何かを返してもらうためよりも、
その人の幸せを願って行動すること。

その心から始まる言葉や行動は、相手の心を暖めるだけでなくて、自分自身の心も明るくしてくれます。

相手に求めすぎる必要もありませんし、自分を犠牲にする必要もありません。

ただあなたが「これは善いことだな」と感じることを、素直に表していけばいいんです。

そうやって生きていれば、あなたの人生の生き方も少しずつ自由になっていきます。

誰かに優しさを届ければ、その優しさは巡り巡ってまた自分のもとへ返ってくるんです。

そして、誰かから暖かさを受け取るほど、自分も誰かに与えたくなる。

そのような循環を生み出せるのが、私たち人間なんです。

今日もあなたの優しさが、誰かの心を明るくできますように。

「あなたがあなた自身を与える時、
 あなたは与えた以上のものを受け取るのだ」
( アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ『星の王子さま』より)

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