感情の先にあるもの
その感情の先にはきっと新しい気づきがある
先日、福岡県うきは市からスピリチュアルヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、ゆっくりお話しをさせていただきました。
私たちは自分の心と感情について、こんなふうに思ったりすることがあります。
「怒りや悲しみは、できるだけ感じないほうがいいもの」
「いつも気持ちは前向きでいなければいけないもの」
そう思って、つらい気持ちを隠して笑顔をつくったり、本当は苦しいのに「大丈夫」と言い聞かせたり。
そうやって頑張ってきたことがあると思います。
でも、その心と感情の動きにはとても大切な意味があるんです。
目の前に起こる出来事を、私たちがどんな感情で受け止めるのかによって、人生の経験や学びは大きく変わっていくのですから。
人生の学びというものは、楽しいことや嬉しいことだけから生まれるものではないんです。
心が弾むような出来事からも充実を学べますが、時には心が傷つくような経験や、胸が痛む出来事や、強い怒りや深い悲しみを感じる経験を通して、私たちの魂は大切な気づき得ることができるんです。

たとえば、「怒り」という感情。
怒りは、自分の中にある「こうありたい」とか「こうあるべきだ」という想いと現実との間にズレを感じた時に現れます。
つまり怒りは、
「本当はこうしたいんだよ」
「これは自分にとって大切なことなんだよ」
と、あなたの心と感情があなた自身に気づかせようとしてくれているサインなんです。
そして、その怒りの奥には、あなたが本当に望んでいる生き方や、大切にしたい価値観が隠れているんです。
「悲しみ」や「恐れ」も同じです。
悲しみは、大切にしていたものや愛していたものを失ったときに出会うもの。
恐れは、未来への不安や過去の傷ついた記憶に触れたときに出会うもの。
自分自身を大切にすることを気づかせてくれるものなんです。
(自分を大切にすることについて、以前にもこちらの「今の自分を大切にする」のなかでお話しをさせていただきましたね)

「ネガティブな感情は悪いもの」
「早く手放さなければならないもの」
と思ってしまいがちです。
でも、本当はそうではありません。
その感情は、あなたの心と感情が伝えてくれている大切なサインなのですから。
だから、ネガティブな感情が湧いてきた時は、無理に消そうとしなくても大丈夫です。
「怒っているんだね」
「悲しかったんだね」
「怖かったんだね」
そんなふうに、自分の心の声に耳を傾けてあげてください。
それが今の自分を認めることで、自分自身を大切にすることでもあるんです。
感情を受け入れることは、自分のすべてを肯定することでもあるんです。
私たちの感情も一つのエネルギーです。
エネルギーを無理に抑え込むと、行き場を失って心の奥に溜まっていきます。
でも、その感情をしっかり感じて、受け入れてあげることができると、そのエネルギーは新しい力へと変えることができます。
怒りは、新しい一歩を踏み出す行動力に。
悲しみは、人への優しさや思いやりに。
恐れは、慎重さや直感力へと変わっていきます。
そうやって、苦しかった感情があなたの人生を前へ進めるための力になってくれるんです。
ですから、あなたの中の「光」の部分だけを大切にするのではなくて、「影」の部分も大切にして受け入れてください。
今あなたが感じている感情は、これから自分自身を変えるための大切な道しるべになるもの。
もし今日、怒りや悲しみ、不安や恐れを感じることがあったなら、その感情を否定しないでください。
責める必要もありません。
ただ静かに受け止めてあげてください。
その感情の先には、きっと新しい気づきがあります。
そして、その気づきがあなたを新しいステージへと導いてくれるはずですから。
「最も深い感情の中に、
最も高い真実が隠されている。
要はこの感情を掴むことだ」
(ニール・ドナルド・ウォルシュ)


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