仕事が与えてくれるもの
お仕事をお志事にすること
先日、福岡県八女市からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来られた方と、ゆっくりお話しをさせていただきました。
「仕事が楽しみならば人生は楽園だ」(ゴーリキー)という言葉があるように、仕事や仕事に関係することについて、私たちはいろんなことを考えています。
たとえばそれは、したいと思っている職業につけないことだったり、今の仕事に感じているプレッシャーだったり、
今の仕事に満足できないけど、でも新しい一歩を踏み出せないことだったり。
そのような時、今あなたがしている仕事から与えられているものを考えてみてほしいんです。
それは、ある人には保証された十分なお給料だったり、短い勤務時間だったり、ゆっくり取り組める仕事内容だったり。
同じ仕事をしていても、一人ひとり、違うものを受け取っているはずなんです。
(私たちが仕事から得られるものについて、以前にもこちらの「何のための仕事」のなかでお話しをさせていただきましたね)

「役にたつ仕事は、それ自体において楽しみである。
仕事から得られる利益によってではなく、
仕事それ自体においてなのだ」
(アラン「幸福論」)
という言葉があります。
自分にとって、利益にならないことや、都合の悪いことはなるべく避けたいと思う私たちですが、
仕事の楽しみは、それとはまた違うところにあるんです。
たとえば、困難なことや、危険なことや、先が見えないことも、可能性の低さも、仕事の楽しみにすることができたりするから。
きっと私たちは仕事をとおして、新しいものを創り出す楽しさや、望むことのワクワクや、それを現実にする達成感を感じたいんです。
だから、あなたも自分から積極的に仕事に取り組んでみたらいいんです。
その姿勢で丁寧に仕事に向き合うことで、あなたは「信頼」と「正直さ」を手に入れることができるから。
あなたの信頼と正直さは、周りの人にも影響を与えていくから、いろんなことが現実になるんです。
そして、あなたの人生についての考え方や、あなた自身も大きく変えてくれるはずですから。
仕事を「work」ととらえると、なにか義務的なものに感じてしまいます。
でも、「お志事」ととらえると、自分の生き方を表すようなものになるんです。
私は、私のお仕事をお志事だととらえています。
あなたも、あなたのお仕事をお志事にしてみましょう。
「すばらしい仕事をする唯一の方法は、
自分のやっていることを好きになることだ。
まだそれを見つけていないのなら、探し続けなければいけない。
安住してはいけない。
心の問題のすべてがそうであるように、答えを見つけたときには、
自然とわかるはずだ」
(スティーブ・ジョブズ)
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