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見つめ合う恋人

すべてのものに心を開いて接する姿勢

先日、福岡県広川町からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、ゆっくりお話しをさせていただきました。

私たちは、自分の運命についてよく気にすることがあります。

目の前に起こる出来事も、その衝撃が大きければ大きいほど、運命によるものだと信じることができるから。

イスラム教の聖典コーランによると、私たち一人ひとりの人生で起こることが天の書物に書かれているそうです。

ですから、イスラム教徒の方が約束をする時に、その言葉の終わりに「インシャラー」(神様の思し召しのままに)と言うのは、

神様によって、その約束も成るように成るということなのでしょう。

たしかに、一人ひとりの人生において、起こってくる「良いこと」と「悪いこと」はあらかじめ定められていて、避けることはできないのかもしれません。

でも、その「良いこと」と「悪いこと」の度合いを変えることは、自分がどう考えて行動したかという生き方によって変えることができるはずなんです。

山頂からの景色をながめる人

できることならいつもポジティブに、できることならネガティブのまったくない人生を行きたいと私たちは思っています。

でも、私たちの人生で出会う「歓迎したいもの」と「できるだけ避けたいもの」の数は最終的に50:50で、同じぐらいになると思うんです。

だから、ネガティブなものを避けるほど、ポジティブなものも同じぐらいしか出会えなくなるんです。

この世界は、すべての相反するものが50:50の対で存在している「二極の世界」ですから。

それならば、私たちが自分の人生をもっと豊かにしようと思う時、どんなものに出会っても避けたり逃げたりせずに、受け入れることをしてみよう。

これだけポジティブを与えられてきたのだから、ネガティブも受け入れてみようという前向きな姿勢でいよう。

その姿勢になれた時、私たちは今まで異質だと思っていたものにも、心を開いて接することができるようになるんです。

それは、出来事についてだけではなくて、人についてもそう。

一方的にその人にレッテルを貼るような見方ではなくなって、過去がどうあっても、今のその人を見ることができるようになるんです。

すべてのものに心を開いて接すること。
攻撃するのではなくて、受け入れること。
耐えること。
物事や相手をちゃんと知ろうとすること。
自分の心の内にあるものをしっかり伝えること。
それが、私たちの本質的な愛の姿なのですから。

(私たちの本質的な愛の姿について、以前にもこちらの「愛そのものの存在」のなかでお話しをさせていただきましたね

「人生で最も幸せを感じる瞬間というのは、
 他人から「愛されている」
 もしくは、「自分自身を愛すること」を実感できる時。
 もしくは、自分と同じように誰かを愛する時」
(ヴィクトル・ユーゴー)

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