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早朝に浜辺を散歩する人

あなたの内にあるものをすべて、あなたの力にしていくこと

先日、福岡県八女市からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、ゆっくりお話しをさせていただきました。

私たちのいるこの世界は、「隠と陽」とか「善と悪」のように、相対する二つのものが50:50のバランスで存在している世界です。

ですから、どちらかに大きく傾いたあとは、自然とまた真ん中の場所「中庸」に戻るようにされているんです。

たとえば、完全な善いことや、どこまでも続いていくポジティブがないように、

私たちの心の動きも、善と悪やポジティブとネガティブの両方に振れながら、いろんなことを経験していくんです。

時々、自分の人生について、なにかネガティブのほうが多いような、苦しいことのほうが多いような気がしてしまうのは、

それは、私たちがポジティブなことよりも、ネガティブなことのほうに強く意識を向けてしまうから。

「ネガティビティバイアス」という言葉があるように、私たちはネガティブな情報の影響を受けやすくて、マイナスなことをよく記憶するようにされているんです。

成功した時の達成感や、新しいものを手に入れた喜びは、だんだんと当たり前のことになっていくのですが、

うまくいかなかった時の落胆や、大切なものを失った喪失感は、心の奥に長く残ってしまうんです。

(私たちのネガティブな感情について、以前にもこちらの「ありのままの自分でいよう」のなかでお話しをさせていただきましたね

新しい一日を迎える人

仏教の開祖のゴータマ・シッダールタさんは、「人生は苦である」という言葉でそのことを表されましたが、

ネガティブでいたからこそ、用心をすることができて、危険を避けることもできたり、いろんな状況に柔軟に適応してこれたはずなんです。

でも、その思考にのまれて、これからの自分の生き方を小さく狭くしてしまうのは違うと思うんです。

私たちがネガティブを感じる時はいつも、心の深いところで「大切なものを失うこと」や「必要なものが足りない」という感覚があるはずで、

私たちの感じるネガティブは、「恐れ」や「不安」を知らせようとしているだけなのですから。

その恐れと不安をお悩みにすることもできます。

逆に、今よりもっと善い状態にするためのきっかけにすることもできるんです。

「どうしよう」と自分に問いかける時、あなたの内にあるポジティブもネガティブも感じながら、あなたが、あなたの最高の状態でいられるように。

あなたの決断が、これからのあなたの人生を明るくしていけるように。

あなたの内にあるものをすべて、あなたの力にしていきましょう。

「たとえあなたが何をしていようとも
 それをしている自分を丸ごと愛してあげなさい」
(タデウス・ゴラス)

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