どんな自分もOK
どんな自分も肯定できる時、生き方ももっと前向きになる
先日、福岡県筑後市からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、ゆっくりお話しをさせていただきました。
私たちは、自分について「私はこういう人」だと知ることが難しいから、つい誰かの評価のままに自分をとらえてしまうことがあります。
たとえば、「あなたは優しい人ですね」と言われたら、優しい人であろうとしますし、
「あなたは真面目な人ですね」と言われたら、真面目な態度でいようとするようにです。
たしかに、周りの人からの評価は、あなたをいつもの自分以上にさせてくれることもあります。
そして、時々、あなたの価値を疑わせることをしたりもします。
いろんな人が、あなたの一側面を見て、あなたについて「こういう人」というレッテルを貼ろうとするかもしれません。
たとえば、あなたの優しさが誰かには「愛」に見えることもあったり、また誰かには「厳しさ」に見えることがあったりするようにです。
でも、大切なことは周りの人からどう思われるかを気にするよりも、本来の自分のままにあなたがしたいと思うことをすること。
伝えたいと思うことをちゃんと伝えることなんです。
(自分のしたいことをやってみることについて、以前にもこちらの「今がそのタイミング」のなかでお話しをさせていただきましたね)

私たちが、自分の一生を自分のものにするために必要なことは、奪うことでもなくて、勝つことでもないんです。
それは、自分らしく生きるペースを見つけることですから。
それは、あなたの幸せについてもそう。
あなたが目指している幸せは、奪い合うことでもなくて、早いもの勝ちでもなくて、誰とも比べられない「自分らしさ」を表した先に見つけることができるはずですから。
だから、あなたはいつも「私のまま」でいること。
周りの人が知っているあなたの姿も肯定しながら、
あなたしか知らない本来のあなたの姿も肯定してみること。
そして、そのどちらもあなたの魅力にして生きていくこと。
どんな自分も肯定できる時、あなたの生き方ももっと前向きになるはずですから。
「私たちは、まず自己を肯定するところから
出発したほうがいいようです。
自己を肯定し、自己を認めてやり、
自己をはげまし、よろこばせること。
それが必要ではないか」
(五木寛之)
この記事へのコメントはありません。