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空を見上げる人

それは、変えることのできない自分。変える必要のない自分

先日、福岡県柳川市からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、ゆっくりお話しをさせていただきました。

「ありのままの自分でいたい」
「ありのままに生きたい」

私たちは、時々、心の中でそう願います。

「ありのまま」という言葉は、自分のすべてをゆるすことをさせてくれるから。

でも、自分のすべてをゆるすことは、自分のわがままを通すことではなくて、周りの人に迷惑をかけても自分の一方的な考えや行動を通すことでもないんです。

私が想う「ありのまま」は、無理をせずに自然に生きられること。

自分にいちばん心地よい状態でいられること。

いつどこでも、「私らしく」在ること。

誰かといろいろと比較をして、無理をして自分を変えようとすると、いつか自分らしさを見失ってしまうから。

しっかり自分を見つめながら生きていくんです。

朝日に照らされる人

私たちの内側には、4人の自分がいるんです。

できることなら、変えた方がいいと思う自分。

変えることはできるけど、変えたくないと思う自分。

変えようと思えば、変えることができる自分。

絶対に変えることができない自分。

この4人の自分をしっかり見て、あなたが変えなければいけないと思う人をこれから変えていくこと。

あなたが善い方へ向かっていくことがわかっているのなら、それは変えるほうがいい。

でも、変えたくないものまで無理をして変えることはしなくていいんです。

誰にも、変えたほうがいいと分かっていても、どうしても変えられないことがあるから。

私たちの、その合理的になりきれないところが、私たちの人間らしさでもあるのですから。

(私たちの人間らしさについて、以前にもこちらの「人間らしさとは」のなかでお話しをさあせていただきましたね

朝焼けの空に浮かぶ気球

この世界には、いろんな人がいるんです。

明るい人もいれば暗い人もいて、活発な人もいれば穏やかな人もいます。

私たちは、ポジティブでいることや、明るく振る舞うことがいいことだと思っているけど、

もしも、みんながポジティブで明るくて積極的な人間だったら、この世界は争いばかりになるはず。

そうやって、私たち一人ひとりが、この世界に影響を与えているんです。

私たち一人ひとりが、この世界に必要とされているんです。

あなたが持っている「ありのまま」を大切にしてほしいんです。

それは、変えることのできない自分。

そして、変える必要のない自分ですから。

「絶えずあなたを何者かに変えようとする世界の中で、
 自分らしくあり続けること。
 それがもっとも素晴らしい偉業である。」
 (ラルフ・ワルド・エマーソン)

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