焦りの気持ちを抑える
シンプルに目の前にあることに集中すること
先日、福岡県八女市からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、ゆっくりお話しをさせていただきました。
いつもの日常のなかで、誰もがみんな「焦り」の気持ちを感じる体験をしたことがあると思います。
私たちが感じる、その「焦り」の気持ちには二種類あるんです。
一つは、目にしたものに感じる焦りです。
たとえばそれは、あと5分で発車する電車に間に合うように、焦って走り出したりすることだったり、テスト前の勉強とかもそう。
でも、目に見える焦りは、時間が経てば自然と消えていくものなんです。
うまくいったとしても、いかなかったとしても、すぎてしまえばもう終わったことは仕方がないと思うことができるから。
もう一つの焦りは、自分の心の中から生まれる焦りです。
それは、まだ何も起こっていないのに、まだ何も見ていないのに、自分の心のイメージがつくり出している焦りのこと。
誰かと自分を比べて成果を出さなければと思う時に、その気持ちは湧いてきたりします。
誰かと自分を比べて焦る気持ちは、とても理解できます。
でも、その焦りはあなたのためには必要ではないんです。
焦りから始まるアイデアや行動は、あなたの純粋な想いから生まれる考えではないはずですし、その場限りのことをするだけになることもありますから。
あなたの本当の力を発揮して成果を出すためには、シンプルに目の前にあることに集中することでいいんです。
目の前にあるものに集中していれば、余計なことも考えられなくなるから。
ものごとを複雑に考えることもしなくてよくなるんです。
(私たちの心がいろんなものを生み出すことについて、以前にもこちらの「不安や心配を超える」のなかでお話しをさせていただきましたね)
焦りと同じように、私たちの悩みの多くは、考えすぎてしまうことから生み出されているような気がします。
そこから抜け出すためには、考える時間を自分に与えないことが大切なのかもしれません。
考える時間をつくれないように、自分自身に何かやるべきことを与えてみてください。
それは、お仕事でも、それ位以外の趣味や遊びでもいいんです。
心の中だけで感じられることもあれば、身体を使って実際に触れてみて初めて分かることもあるんです。
そうやって、あなたの時間をあなたの意志で充実させることをしていきましょう。
「世界を見る。
危険に近づいてみる。
壁の向こう側をのぞき、
どんどん距離を縮め、
互いを知り合い、
いろんなものを感じる。
それが人生の目的だ」
(映画「LIFE」より)
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