ほんとうの平等とは
お互いの良さに目を向けてあげること
先日、福岡県筑後市からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、ゆっくりお話しをさせていただきました。
あなたのいる所にも、いつもたくさんの人が周りにいて、みんなから信頼されて好かれている人がいると思います。
そのような人が、共通して持っているものがあります。
それが、どんな人にも「平等」に接しているという態度なんです。
もちろん同じ人間ですから、好きな人と苦手な人の区別はあるとしても、
それを表に出さずに、心を開いて接している人は、たくさんの方から魅力的に見えると思うんです。
(魅力的に見える人について、以前にもこちらの「自分らしさを持つこと」のなかでお話しをさせていただきましたね)
私たちは、優先順位をつけるために、心のどこかで優越をつけたりするもの。
人間の心には、もともとそういうものが備わっているんです。
でも、私たち人間にとっての平等について、いったいどんなことが平等なんだろうと深く考える時、
今まで思っていたものとは違う平等の姿が、なんとなくわかってくるんです。
たとえば、お仕事で同じ内容の仕事がみんなに与えられることは、平等なことに見えます。
でも、そのお仕事が得意な人もいれば、得意ではない人もいて、
得意ではない人も、また違うお仕事なら活躍できるように、
私たちの持っている能力は人それぞれで、一人ひとり、みんな違うんです。
それを「個性」というのでしょう。
その個性を同じ場所で評価することや、同じ場所で発揮させようとすることは、平等ではないはず。
一人ひとりに合ったことを、合う場所でさせてあげること。
得意なことを引き出してあげること。
あなたの目の前にいる、その人自身を見てください。
思い込みや、いろんな条件を忘れて、その人に接してみてください。
その時に、心が通じ合う瞬間があるんです。
お互いの良さに目を向けてあげることが、ほんとうの平等だと思うんです。
「彼女(妻)は見た目は
決して美しくはありません。
ただ、生き方がハンサムなのです。
私にはそれで十分です」
(新島嚢)
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