開かれた心でいること
もっと心を楽に、明るく生きていくために
先日、福岡県久留米市からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、ゆっくりお話しをさせていただきました。
私たちは、日々、いろんな場面で「我慢」をすることがあります。
それは、言いたいことを言わないでいることだったり、感情を表に出さないでいることだったり、
思っていることとしていることの違いをあきらめてしまうことだったり。
でも、それは、節度を守る態度でもあったり、日本人的な美徳を思わせることもあるから、
私たちは、日常のいろんなところで我慢をしていることがあるんです。
(我慢をすることについて、以前にもこちらの「言いたいことを言う」のなかでお話しをさせていただきましたね)
「我慢をするということ自体が、
傲慢(ごうまん)になるということ」
(ゴータマ・シッダールタ)
という言葉があります。
自分のお仕事や生き方について、誰かから否定をされた時に我慢をしていると、自分の内から怒りの感情が湧いてくることがあります。
あなたのその節度を守ろうとする美しい生き方が、周りの人への傲慢の心にならないように。
自分のための我慢よりも、他者のための我慢を優先したくなる心を、少しだけ緩めてみてください。
そして、感情でものごとを一方的に見ないこと。
ものごとをいろんな方向から見て、開かれた心でいること。
誰かからちょっと否定されたことについて、怒りや失望で反応せずに、
誰かに褒められたことについて、一気に舞い上がらないように。
あなたの意見も、周りの人の意見も、たくさんの意見の中にある一つなんですから。
あなたは視野を広くして、「そういう見方もあるよね」と軽く受けとめたらいいんです。
もっと心を楽に、明るく生きていく道は数えきれないぐらいあるんです。
その道は、あなたの心の向きをどこに定めるかによって進んでいけるんです。
私もあなたも、みんな同じ人間ですから。
「私はうちの会社のみんなに、
自分が幸福になるように働けって
いつも言ってるんですよ。
会社のためじゃなく、
自分のために働けって」
(本田宗一郎)
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