私たちの弱さと強さ
私たちは助け合うことで生きている
先日、福岡県福岡市からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、ゆっくりお話しをさせていただきました。
私たちは、「人と人の間」と書いて「人間」となる存在と言われます。
たくさんのものを持っているとしても、自分の心を支えてくれる人がいるように、
どんな人間でも、この世界をたった一人で生きていくことはできないんです。
どんな人間にも、強いところと弱いところがあります。
そして、私たちは弱いところのほうを多く持っていると思うんです。
私たちは、自分の弱いところを隠そうとして、なんとかして強さを表そうとしているのかもですから。
(私たちの弱さについて、以前にもこちらの「弱さを隠さない生き方」のなかでお話しをさせていただきましたね)
時々、私たちは強くあろうとして、無理をしたり、うそをついたりします。
できないことをできると言ってみたり、やってもいないことをやったと、人にうそをついたりします。
その無理やうそは、できるだけ弱音を吐きたくないとか、誰かに甘えたくないとか、自分の力だけでなんとかしたいという気持ちですから、決して悪いことではないんです。
自分の力を信じて、自分でやれると思ってやってみることは、とても大切なことですから。
でも、心や身体に限界を感じた時は、素直に弱さを見せることもしていいんです。
たしかに、誰かになにかを頼むことや、助けを求めることは、誰かに迷惑をかけることになるかもしれません。
でも、その人からしてもらったことを、今度はあなたが誰かにしてあげればいいんです。
そうやって私たちは、今までやってきたはず。
そして、これからもそうやっていくはずですから。
どんな所にいても、誰にでも、なにかの悩みはあります。
でも、その悩みを自分一人で抱え込まなくていい。
自分の力だけでどうにかしようと無理をしなくていい。
自分のせいだと思い込まなくていいんです。
あなたと同じように、私にも、誰にも、想っていることはあるんですから。
何も包み隠さずに、無理をせずに、自分にうそをつかずに、心を開いて素直な自分を表に出していこう。
私たちは、助け合うことで生きているから。
助けたり、助けられたり。
そのくり返しで私たちは生きていますから。
「「助けて」と言える人、
そう言える相手がいる人は、
それだけで十分強いのである」
(川村則行)
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