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語り合う恋人たち

相手の内に「いつまでも変わらないもの」を見つけること

先日、福岡県八女市からヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、

「変わらない想いをもつ」ということについてお話しをさせていただきました。

「この世に常なるものは無い」ということを「無常」という言葉で表したりします。

この世界にあるものはすべて、一瞬たりとも同じではなくて常に変化していくものですから、

この世界に存在する私たちもまた、無常という存在なんです。

今日よりも明日のほうが身体も心も確実に年齢を重ねていて、自分でも気がつかないうちに変わり続けているのは、私たちの心についてもそう。

お互いに心がひかれ合って、愛し合っていても、時間が経てばその想いも移ろいでいくものですから。

その時に、どちらも「あの人は変わってしまった」と口にするかもしれません。

自分は変わっていないのに、相手だけが変わってしまったと言いたくなるかもしれません。

でも、本当はお互いが変わっているんです。

私たちは、周りの人の変化には敏感ですけど、自分自身の変化には気がつきにくいですから。

(人間は変わり続けるものということについて、以前にもこちらの「苦しみはいつか消える」のなかでお話しをさせていただきましたね

朝日の昇る海を見ている二人

変わることが悪いことではないんです。

ずっとそばに一緒にいても、お互いが変わっていくのは当たり前なんです。

まったく今のままでいられる人はいないのですから。

大切なことは、お互いが変わっていくことを受け止めながら、それでも相手への想いを持ち続けること。

相手の変化ばかりを見るのではなくて、自分も変わっていることを認めて、新しい関係を創っていくこと。

そして、お互いの変化を楽しむこと。

それができれば、相手の内に「いつまでも変わらないもの」を見つけることができるから。

もって生まれた変わらないものを、誰もが持っているんです。

いつか、あなたがその人のうちに見つけたものは、今もその人の内に在り続けているんです。

だから、今もう一度、そこに暖かい目を向けて見てください。

表面的な変化ばかりに目を向けずに、お互いの内にある「いつまでも変わらないもの」を見つめ合うこと。

それをお互いに見ることができた二人の間に生まれるもの。

それが「絆」なんだろうと思うんです。

「人と関わるだけで、
自分が生きている証が、
ひとつひとつ残っていく」
(岡江久美子)

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