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ジュースを飲む青年

どんなものにも幸せを感じることができる豊かな心を持つこと

先日、福岡県筑後市からスピリチュアルヒーリング・占い・除霊・霊視のセッションを受けに来てくださった方とゆっくりお話しをさせていただきました。

私たち人間は、この世界に生まれてくる時に何も持っていないまま生まれてきます。

その「何も持っていない」というのは持ち物のことだけではなくて、執着や欲などもない状態のこと。

純粋な心で私たちはこの世界に生まれてくるんです。

でも、この世界に長くいると、私たちはいろんなものを手に入れます。

それは持ち物やお金もそうですし、地位とか学歴などもそう。

そうやって、私たちはこの世界のいろんなものを手にいれることで、「喜び」と「学び」も与えられていきます。

でも、一度手に入れたものを手放したくないと執着を感じたり、今あるものが無くなったらどうしようと不安をつのらせたり、

執着や不安から新しいものを求めようとすることは、私たちの目指している目的地とは違うベクトルだと思うんです。

私たちがこの世界で実現することは、「本当の幸せを感じること」ですから。

(私たちの幸せについて、以前にもこちらの「幸せになるために」のなかでお話しをさせていただきましたね

木漏れ日を見つめる人

私たちの目指している本当の幸せとは、目に見える形の「一時的な幸せ」ではなくて、心で見ることができる「ずっと続いていく幸せ」のこと。

在ることにも無いことにも関係なく、いつもの日常にも、どんなものにも幸せを感じることができる豊かな心を持つことが、私たちの目指すところなんです。

自分にとって、自分の人生にとって、本当に大切なものは何なのか。

本当に必要なものは何なのか。

絶対に手放してはいけないものは何なのか。

それが見えてきた時、不安や執着のいらない「価値のあるもの」も見えてくるはず。

これからそこを目指していこうよ。

あなたにとっての本当の豊かさを手に入れるために。

「朝露に濡れた明けの明星が
 輝かしい太陽の到来を告げて
 晴れ渡った空を乱すものは
 霞も影も一つもない
 やさしい風が吹き渡り
 見上げる顔を愛撫する
 魂の奥へささやくように
 人生は美しい
 そう
 人生は美しい」
 (映画「永遠と一日」より)

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