依存症が伝えている事
依存の奥にある、自分の感情に気づく
人生を軽やかに楽しく生きる
岡野式神気ヒーリングサロンオーナーの岡野りさです。
今日は、次男が園生活最後のバス遠足に行っています。昨日は小学校にあがる前の集団健診を受けにいったりと、
着々と小学生に近づいてきているのを実感するようになりました。6年間なんて、本当にあっという間ですね!その分、人生も
あっという間なんだろうなあ。1日1日を、大切に生きなきゃと思いますね^^
さて、私は以前、看護師として長年働いていて、精神科勤務もした経験があります。そこで出会う方の中には、『依存症』の治療で
通院されている方たちも、多くいらっしゃいました。
依存症の対象となるものには、いろんなものがあります。
例えば、ギャンブル・ニコチン・アルコール・薬物・性依存・買い物・SNSなど・・・他にも多岐にわたります。
正直、どこからが依存というラインになるのか?なんていう判断も、難しいところがあります。
ですが、世の中にはこの『依存症』で悩んだり、自分を責めてしまったりしている方も多いのが現実です。
このなにか特別な対象に、依存せずにはいられない状態に、自分を持っていっている、『自分自身の感情』に、まずは気づいていくことが大切です。
依存症は、その現実を通して本人に「自分の蓋をしている感情に気づいて、向き合ってあげて!」と教えてくれているんだと、私は受け取っています。
(自分の感情に向き合うことについて、以前にもこちらの「感情のコントロール」のなかでお話しをさせていただきましたね)
その依存したくなる気持ちの裏に、どんなあなたの感情が隠れていますか?例えば、「さみしい、悲しい、もっと私のことを見て欲しい」などの感情が、必ずどこかに隠れているはずです。
そして、その感情は、過去の出来事のどの瞬間から、持ち続けているものですか?
例えば、両親との関係の中で起きたことだったり、あなたにとって重要だと感じていた人との間で、起きたことだったり・・。
過去のそういったネガティブな自分の感情や記憶からは、人は、「思い出すことが苦しい・辛い」だから、「忘れたい、逃げたい」という心情が自動的に働いて、お酒やタバコ、ギャンブルなどといった特定の対象に、逃げ込み、その場の苦しさから逃れようとするのです。
これらの快楽や喜びを感じるとき、達成感や過剰なワクワクを感じるときに、脳内のドーパミンを一瞬増加させて、一時的なリラックス感や快楽をもたらします。
ですがこの効果は短期間しか維持ができずに、ドーパミンが減少してくるとまた不安感やイライラが湧いてくる・・・。
その繰り返しになり、気づけば無限ループとなってしまうのです。
あなたの内側でずっと蓋をして隠している、『自分自身のネガティブな感情』そして『その感情をあなたが強く認識した時の、過去の出来事』に、まずはあなた自身が気づいていってあげることが大切です。
まずは「気づく」だけでも、大きな変化がおきてくると思います^^
そして習慣化してしまった依存の行為自体は、自分一人では断ち切ることが難しい時があるかもしれません。
そんな時は専門家などからのサポートを受けながら、少しずつその行為の回数を減らしていけたらいいと思います。
どんなネガティブな状況であっても、それはあなたに重要な気づきを与えてくれるギフトなんです^^
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