とらわれない心を持つ
なるべく重くとらえずに、なるべく気楽に楽しくいきましょう
先日、福岡県八女市からスピリチュアルヒーリング・占い・除霊・霊視・お祓いのセッションを受けに来ていただいた方と、
「とらわれない心を持つ」ということについてお話をさせていただきました。
私たちは、取引先との打ち合わせや、お仕事のプレゼンや、結婚式のスピーチなど、
人前に出て話したり、パフォーマンスしたりするような場面になると、自分の力が試されるような気がしてしまうもの。
だから、そのような場面を想像して、まだ何も起こっていないうちから、うまくいかなかったらどうしようと緊張したり、不安を感じたりすることもあります。
仏教では、その時の心の動きを煩悩と執着という言葉で表しています。
外の世界のいろんな刺激を受けて、過去に起こったことや、これから起こることを想像して、
その想いのなかで、「こうなってほしい」と欲したり、「こうなるのは嫌だ」と嫌ったりする「煩悩」に、
ポジティブやネガティブのいろんな感情が入ってくると、「執着」となると説かれているんです。
(執着を持つことについて、以前にもこちらの「力まずに生きるには」のなかでお話をさせていただきましたね)
私たちの心は、今だけを見ているのではなくて、過去にも未来にも及ぶことができます。
過去の楽しかったことや後悔していることに想いを馳せることもあったり、未来に期待を見たり恐れを感じたり。
もう過ぎてしまったことも、まだ出会っていないことも、まるで今、体験しているみたいな感覚になるんです。
でも、この世界のすべてのものごとは、それ自体ではまだ意味を持っていないもの「無常」だと言われるように、
私たちがそれをどう見るかで、うまく受け止めることができるんです。
もし、あなたが明るい感情で、自信をもって、過去を振り返るのなら、どんな出来事も今のあなたの成長のためになった「糧」にすることができる。
前向きな気持ちで、「がんばってみよう」「このチャンスを手にしよう」とこれからのことを想うのなら、もっと楽にどんなことにもチャレンジをすることができるはず。
出来事にとらわれず。
誰かの言葉に惑わされず。
自分の感情に流されず。
うまくいってもいかなくても、すべてのものが現れては過ぎ去っていくのですから。
なるべく重くとらえずに、なるべく気楽に楽しくいきましょう。
「私の人生の使命は、ただ生き延びることではなく、前へ進むことです」
(マヤ・アンジェロウ)
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