天職とお金について
天職に出会うことで引き寄せられる豊かさ
先日、福岡県福岡市からスピリチュアルヒーリング・占い・除霊・霊視・お祓いのセッションを受けに来られた方と、
「天職とお金について」ということについてお話をさせていただきました。
「お金では買うことができないものがある」と、よく言われます。
たしかに、私たちの想いや感情は言葉で表すことができなかったり、形にすることができなかったりするように、
本当に大切なものは、お金で買うことができないものなのかもしれません。
だから、お金を欲しがることについては、なにかネガティブなイメージを心の奥で感じてしまいます。
でも、できることなら誰もがお金をいっぱい持ちたいと思っているんです。
昔、チャールズ・チャップリンさんが、映画で演じている貧しい役柄と、私生活の裕福な生活についてインタビュアーさんから質問をされた時に、
「私は、お金をたくさん持つことに可能性を感じる。
愛する人に送るプレゼントが、こんなもの(とても小さい状態)からこれぐらいのもの(とても大きな状態)になるからだ」
とおっしゃっていたように、お金を持つことは悪いことではなくて、可能性を与えられることだととらえることもできるんです。
大切なことは、自分のことしか考えていない執着から始まる「どうやって手に入れるか」ではなくて、
自分も周りの人も幸せになるために「どう使っていくか」を思い描きながら、求めていくこと。
そのイメージがいつも心にあるのなら、必要なお金がその時その時で与えられるようになるはずです。
(イメージをすることで、望む現実を引き寄せることについて、以前にもこちらの「イメージが大切」のなかでお話をさせていただきましたね)
神学者のジャン・カルヴァンさんが説かれた「予定節」では、私たちは善いことをすれば天国に行けるわけでもなくて、
悪いことを続けても地獄に行くわけではなくて、神様は最初から救うべき人間を選ばれているそうです。
だから、この教えのなかでは、誰が救われるのかどうか、わからないようになっているんです。
その「わからない」という不安や緊張を感じる時、私たちは自分が救われる人間だと思いたくて、神様から求められていることを始めていく。
そうやって見つかるのが「天職」なのでしょう。
私たち一人ひとりに、そのようなお志事が用意されているんです。
そして、そのお志事に夢中になった結果として、感謝のしるしとしてお金も与えられるんです。
それは、お金についてだけではなくて、この世界のいろんな「豊かさ」についても同じことなんです。
「ほんとうはどんな人間なのか。
それを決めるのは、能力ではない。
どういう選択を積み重ねていくかだ」
(映画「ハリー・ポッターと秘密の部屋」より)
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