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草原で花を摘む人

あなたの言葉と行動があなたの心を創る

先日、福岡県北九州市からスピリチュアルヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来られた方と、

「清く正しく生きる」ということについてお話しをさせていただきました。

幸せになる生き方について、いろんなとらえ方があります。

そのなかで「清く生きる」という考え方があるんです。

キリスト教では「清貧」という言葉で、「心が清らかで、行いが潔白であること」を説かれていますし、

哲学者のフリードリヒ・ニーチェさんは、「習慣となった清潔観念は潔癖さを呼び、生きていく上で幸福になる要素や契機を自然に我が身に引きつけるようになるのだ」という言葉で、

「清潔に生きることが幸福につながる」ということを表されています。

宝塚歌劇団のモットーにも、「清く、正しく、美しく」という言葉があるんです。

ここで言われている「清く生きること」は、手や足を洗って身体を綺麗にしておくことだけではなくて、

感情とか考え方や、所作とか口から発する言葉までの、精神的なことまでを言われていると思うんです。

(清く生きるということについて、以前にもこちらの「人間の罪と美徳とは」のなかでお話をさせていただきましたね)

心を調える瞬間

「心身一如」(道元禅師)
という言葉があります。

「心(精神)と身体は切り離すことのできないもので、
分けることもできない一つのもの。それぞれが、その両面に過ぎない」
という意味の言葉です。

私たちが使っている日本語の「きれい」と「きたない」という言葉は、物について衛生的かどうかという表現だけではなくて、

日本人的な美徳や、恥の意識を基準にして、その人の言葉や行動を表したりもします。

だから、きれいなことを意識して生きている人は、自分の言葉とか行動に影響を受けた、自信のある顔つきになっているはずですし、

周りの人にもポジティブな影響を与えていくこともできるんだろうと思う。

その生き方は、自然と幸せな方へ向かわせてくれるはずなんです。

「ほんとうはどんな人間なのか。
 それを決めるのは、能力ではない。
 どういう選択を積み重ねていくかだ」
(映画「ハリー・ポッターと秘密の部屋」より)

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