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早朝の湖を眺める人

あの人のために、まずは自分を幸せにすること

先日、福岡県福岡市からスピリチュアルヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来られた方と、

「まずはあなたを幸せに」ということについてお話をさせていただきました。

「家族を幸せにしたい」
「そばにいる人を絶対に幸せにしたい」

私たちは心のなかでいつもそう思っていて、自分以外の誰かのために日々を一生懸命に生きています。

その想いは、とても美しいと思います。

でも、誰かを幸せにしたいと思うのなら、あなた自分も一緒に幸せになることを目指してほしいんです。

他者を愛することを「慈愛」と書いて、自分を愛することを「自愛」と書きます。

そのどちらも同じく「じあい」と読むように、誰かを愛することと自分を愛することは一緒なんです。

その二つは本来、同じくらいでないとバランスはとれないものなんです。

たとえば、自分を後回しにして誰かを大切にすることが、当たり前のようにずっと続いていくのなら、

その愛情には「自己犠牲」があると思うんです。

自分を犠牲にして始まる愛情や優しさは、どこかで見返りを求めたくなるものです。

「私がしてあげただけ、私にもしてほしい」とか、
「私が愛しただけ、愛してほしい」とか、

50:50の平等な関係を「見える形」で表そうとさせたりもするんです。

ですから、まずは自分を満たしてあげることを優先していいんです。

(自分を大切にすることについて、以前にもこちらの「自分の人生をどう生きるか」のなかでお話をさせていただきましたね)

夕日を眺める人

「あなたは自分の人生を生きるために
 生まれてきたのよ」
 (ロバート・ワイズ)
という言葉があります。

私たちは、この世界に生を受けた理由や、今、自分が生きている意味を知りたいと思うもの。

その理由や意味を「あの人のために」ということに向けたりします。

でも、あの人のことと同じぐらい、いや、今よりちょっとでもいいから、

あなたの中に「自分のために」の想いを持ってほしいんです。

まずは、あなた自身の幸せを思いっきり追求してみましょう。

あなたの人生と、あなた自身を幸せで満たしてください。

そして、自分の幸せをこれ以上ないぐらい追求していったら、今度は大切な人にその幸せを分け与えることをしてください。

大切なことは順番ではないんです。

あなたの愛と想いの深さなのですから。

「人生で最も幸せを感じる瞬間というのは、
 他人から「愛されている」もしくは、
 自分自身を愛することを実感できるとき。
 もしくは、自分と同じように誰かを愛するとき」
 (ヴィクトル・ユーゴー)

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