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瞑想をする人

今のあなたから、未来のあなたへつながる道は明るいんです

先日、福岡県筑紫野市からスピリチュアルヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、「不安は今ここで終わり」ということについてお話をさせていただきました。

私と同じように、毎日、祝詞を奏上されている方で、どんな意味の言葉なのかまではわからないけど、毎日の習慣とされているそうです。

でも、わからないからいいのかもしれませんね。

私たちは、頭で考えすぎるから悩んでしまうはずですから。

いろんなことを考えすぎないようにするためには、初めから意味を知らないほうがいいのでしょう。

「一行三昧」(禅語)という言葉があります。

一つのことに集中して、そこにひたりきるという意味の言葉です。

祝詞を奏上することやお経をあげる時や、今この瞬間の自分に意識を向ける瞑想をする時、私たちは無心になる感覚になれたりします。

一つのことだけに意識を向けることで頭の中が空っぽになって、言葉で考える世界から離れることができるんです。

ほかにも、一心に掃除をしてみたり、趣味に夢中になってみたりするのもいいと思うんです。

何も考えずに、淡々と取り組んでみてください。

でも、「何も考えない」ということは、分別のないことをするということではありません。

利害や損得を考えないということが、「何も考えない」ということですから。

(無心になるということについて、以前にもこちらの「先読みをしないこと」のなかでお話をさせていただきましたね)

夏の海岸を散歩する人

どんなことについても、その意味や効果を考えながらやっていると、本気になって集中することは難しいんです。

だから、無心になって今この時を楽しみましょう。

今ここにいる自分を実感しながら。

今のあなたが強く不安に思っていることや心配をしていることも、未来のあなたから見れば、「こんなこともあったなあ」と軽やかに振り返ることができるもの。

どんなつまづきに出会ったとしても、それは今だけのものですから。

そして、どんなことも乗り越えることができる力を、あなたはすでに持っています。

今のあなたから未来のあなたへつながる道は明るいんです。

そう信じて進んでいきましょう。

頭の中でグルグルと回っていた不安や心配も、今ここで終わりなんです。

「今この瞬間というものを肯定しさえすれば、
 あっという間に効果が波及していくからね。
 肯定が肯定につながり、
 それがどこまでも続いていく。
 人生におけるあるひとつの瞬間を
 肯定しさえすれば、
 自分の存在自体を肯定することができるんだ」
 (映画「ウェイキング・ライフ」)

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