開き直るという強さ
今の自分に焦らずに、そのまま受け入れること
先日、福岡県太宰府市からスピリチュアルヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来てくださった方と、「開き直るという強さ」についてお話をさせていただきました。
私たちがなにか新しいことを始める時、まずは「こうなったらいいなあ」という成功イメージを頭に浮かべて、そして、それをポジティブな原動力にして進んでいきます。
その後、時間が経つにつれて「もし、うまくいかなかったらどうしよう」というマイナスのイメージも少しずつ湧いてきます。
私たちの行動を決定する思考がいちばん優先しているのは「安全」ですから、明るい気持ちで前に進んでいる時にも、心のどこかにその恐れはあるものなんです。
たとえば、新しい環境でお仕事を始める時や、新しい出会いの機会に臨む時、うまくいかなかった場合の光景に強く意識を向けていると、
心が萎縮して、思っている通りの行動に踏み出せなくなることがあります。
そのような、自分の揺れ動く心にのまれそうになる時は、一度「開き直ること」をしてみてください。
どんなことでも、右も左もわからない状態で始めることが、初めからうまくいくかどうかは分からないのですから。
うまくいかなくても当たり前。
つまづきながら、うまくできるようになればいいんです。
今はまだ、できない自分であっていい。
その自分に焦らずに、そのまま受け入れること。
開き直るということは、一般的には良い印象ではないかもしれません。
でも、開き直ることで失敗への恐れが薄くなったり、心が軽くなっていつもの自分の力を発揮できたりもするんです。
(今の自分をそのまま受け入れることについて、以前にもこちらの「自分を知ること」のなかでお話しをさせていただきましたね)
いちばん避けたいことは、失敗することを恐れて、前に進むことをあきらめること。
失敗してもいいんです。
その成功も失敗も、あなたの生のなかでは一つの通過点なのですから。
一つでもたくさんの成功と失敗を体験して、それをあなたの人生を豊かさにする糧にしてください。
「案ずるより産むが易し」という言葉があるように、いろいろと思い悩むよりも、思い切ってやってみたら意外とうまくいくこともあります。
どんなことであっても、一生懸命に取り組んでみよう。
その姿勢が、あなたの心をたくましくしてくれるはずですから。
「人生において
唯一失敗と呼べるのは、
挑戦を怠ることだけ。
そして失望との向き合い方が、
人生の価値を決める」
(映画「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」より)
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