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バイオリンを弾く人

情熱と使命感を持つ生き方

先日、ヒーリング・除霊・占いのセッションを受けに来られた方と、「今ここに集中して生きること」についてお話をさせていただきました。

悩み事で頭がいっぱいになっている時、これからどうなるのかという「未来」への不安か、

もう過ぎてしまったことへ想いを寄せる「過去」への後悔のどちらかを一生懸命に考えています。

その時、私たちは「今」を見ることを忘れているんです。

今までの自分の言動を省みたり、これから起こりそうなことに備えて、今の自分をもっと高めていこうとすることはとても大切なことですが、

その気持ちを強すしすぎて、今の自分を責めたり、イライラすることはないんです。

この世界で暮らしている私たちにとって、いちばん大切なのは今日であって「今」ですから。

これからあなたが見たいと思っている未来までは、今日のあなたが導いていくんです。

過去に何をしてきたのかよりも、未来でこうなりたいよりも、今、私はこうするということを大切にしてください。

過去を感じるのも「今」の私。
未来を感じるのも「今」の私。

大切なことは、今、何を感じて、何を考えて、何をしてすごすのかということ。

「今」の積み重ねが、常に人生を創っていくのですから。

(いつも「今」に集中して生きることについて、以前にもこちらの『「今」の連続が人生』の中でもお話しをさせていただきましたね)

綺麗な夜景

「何でもいいから夢中になるのが、
 どうも、人間の生き方の中で
 一番いいようだ」
 (井上靖)
という言葉があります。

今を大切にするということは、今を味わうということ。

それは、ポジティブなこともネガティブなことも、自分の前に表されるどんなことについても、主体性をもって受け取ってみるということ。

昔にしてしまったことの後悔や、未来への不安を薄くしたりするためには、今の自分に集中すること。

人間は、どんなに変わりたいと思っても、簡単に自分を変えれないものです。

それは、自分と関わる環境や人間関係が今すぐに大きく変化することを望んでいるから。

でも、自分自身の在り方を変えること、自分の内側に変化を起こすことは今ここからできるものなんです。

夕日を見つめる人

「大死大活」(禅語)
という言葉があります。

「大死」とは、今までの自分の常識や価値観や執着、とらわれていた考え方を捨て去った姿のこと。

「大活」とは、今までの偏っていたものの見方をあらためて、ジャッジをしない目線でものごとの本質を見ることができる姿のことを表しています。

思えば、私も今まで体験してきた転職や病気などによって、自分自身が大きく変わることができましたし、人生を新しく生き直すきっかけを与えられた気がします。

その体験をした時に、私のなかで自分の命を新鮮に生きてみたいというパッション(情熱)が生まれて、

私にとっての「やっておかなければいけないこと」のような使命感のようなものが生まれましたから。

でも、外面の変化だけが内面の自分に変化を起こすのではないんです。

大切なことは、情熱と使命感を同時に心に持つこと。

情熱と使命感が心に同時にある時、それは外に向かって「一生懸命」という姿で表れます。

一生懸命になると、めんどくさいとか恥ずかしいというレベルの自分を超えていくことができるんです。

考えすぎることはないんです。

ただ一生懸命に続けていくことで、向こうから答えがやってきます。

この世界の見え方も変わってきて、開き直りのように思えるぐらいの自己肯定感を感じられるようになるんです。

あなたの変化の鍵は、いつもあなた自身が握っているのですから。

「いつも人は自分の信ずるところを
 乗り越えなければならない。
 少しも信じていないことを
 どうやって乗り越えられようか」
 (E・アラン)

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